今熱い!「ガーリィレコードチャンネル」“3つ”の注目ポイント
3.視聴者の代弁者・秋山太郎&雨野宮将明
高井佳佑は様々な役に徹する。その役へのツッコミとして秋山太郎&雨野宮将明がいる。2人は、視聴者の困惑と笑いを代弁し、面白さを増長させる役割を担っている。「ご飯持ってきたハク」では明らかに似ていないハクのヴィジュアルに動揺する2人が映し出される。千尋かい?とゴリ押ししてくる高井に折れて、千尋と受け入れる。
これは視聴者も、圧力に負けて眼前に映るおかっぱ姿を一旦ハクとして認識する様子を代弁している。そしてハクの袋から次々と出てくるパワフルな食糧に対し「千尋を柔道部だと思っている?」と語る。視聴者が思ったことを的確に2人は言及していく。そこに共感と親しみが生まれてくる。
・秋山太郎&雨野宮将明、オーキド博士を受け入れる
オーキド博士を演じる高井が出す中国語からポケモンの名前を当てる動画「オーキドの中国語ポケモン名クイズ」がある。最初の問題では「蚊香君」である。いきなり難しそうな問題が出される。この動揺を2人は「えー」と表現する。そしてバタフリー、トランセルと漢字から連想されるポケモンを推察していく。その連想は理にかなっており、着実にゴールへ近づいていく面白さを生み出している。
・秋山太郎&雨野宮将明、バリヤードを受け入れる
ポケモンに対する反応として、ポケモンカードを開封する回「【ポケカ】新弾スターバースを開封しようとしたら現れたバリヤード」がある。不気味な造形のバリヤードに対して、「キモい」、「しゃべりかけていいのかな?」と第一印象を語る。
その後「優しいポケモンだから」「すごいんだけどなにこれ」「好きなんだポケカ」と少しずつ距離を縮めていく。秋山と雨野宮がバリヤードと打ち解けようとリードすることで、視聴者もこの異常な世界の沼へと引きずり込まれることになる。
つまり2人の存在によって、視聴者はモノマネが生み出す虚構へと誘われていくのだ。
このようにガーリィレコードチャンネルでは、藤原竜也イズムを継承する男・高井佳佑、決定的瞬間を収める男・フェニックス、そして視聴者の代弁者・秋山太郎&雨野宮将明によって唯一無二の世界観を生み出し、視聴者を魅了し続けている。
チャンネル登録者数100万人まで目前に迫ったガーリィレコードチャンネルは、どのような世界観を爆誕させていくのか今後も注目である。
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(文:CHE BUNBUN )
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