「真犯人フラグ」真相編第8話徹底考察!:やはり、あの人が真犯人……!?どこまでも匂わせる黒幕の影(※ストーリーネタバレあり)
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西島秀俊主演の新日曜ドラマ(日本テレビ系)「真犯人フラグ」が2021年10月10日(日)放送スタート。2022年1月9日から真相編が開始される。
秋元康が企画及び原作、「あなたの番です」制作スタッフが手掛ける本作は、平凡なサラリーマンが家族の失踪を機に日本中の注目を集め、“真犯人フラグ”をたてられながらも、真実を追い求めていくノンストップの考察ミステリー。
本記事では、真相編第8話をもとにcinemas PLUSのドラマライターが考察を重ねていく。
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「真犯人フラグ」真相編第8話終了時点での考察
真相編8話にして、真犯人が発覚……!? そうではないと信じたいけれど、やはりというべきか。
「(これまでのことを)すべてやったのは自分だ」と告白した一星(佐野勇斗)。
自分のストーカーと化している本木(生駒里奈)を、わざと凌介(西島秀俊)に近づかせたのだという。第1話の人違いのシーンだ。その際に、二人の不倫風の写真を撮ってネット上に流したのも一星。凌介のトランクルームの鍵を盗ませたのも、一星の指示だという。
盗んだ鍵でトランクルームに忍び込み、光莉(原菜乃華)の監禁動画を撮影した。相良家の新居跡地に光莉のローファーを埋めたのも、光莉のスマホや真帆(宮沢りえ)の指輪を落としたのも、一星が本木に指示してやらせたこと。
「一星は昔、酷いいじめを受けていた本木を助けた」
「それがきっかけで、付き合っているフリをしている仲だった」
こういった二人の過去のつながりが見え始めた時点で、もしや……とは思っていたが。今回のシリアルキラー的存在は、一星だったのか。
振り返ってみれば、視聴者投票による真犯人予想で最も票を集めていたのは彼だった。近しい人こそ、真犯人ではないと信じていたのに……。
ということは、真帆をさらったのも一星の仕業? その点については明言せず、彼は警察に連行されてしまう。一星が自身の父親を苦しめていた張本人だと知り、落ち込む光莉。彼女の気持ちを思うと、やるせない……。
さて、今回はもう一つポイントがある。
強羅(上島竜兵)と瑞穂(芳根京子)の関係だ。
過去の強羅による「(瑞穂を見ながら)やっぱりあの子か……」発言から察するに、二人は知り合い or 強羅が一方的に瑞穂を知っている可能性が高い。
瑞穂の姉は落語家を目指していたが、何者かに殺され、すでにこの世を去っている。おそらく、なんらかの理由で強羅に”処理”されたとみていいだろう。
殺し屋のように立ち回る強羅に対し「この人を調べてほしい」と調査を依頼する河村(田中哲司)。十中八九、瑞穂のことである。
そして、とある事実が明るみになった。瑞穂は3年前に、猫おばさん=占い師(平田敦子)の元に占いに来ていたのだ。真帆とともに……。
これらの事実と直結するかはわからないが、朋子(桜井ユキ)と山田コーチ(柿澤勇人)が共謀して何をしたのか、まだ判明していない点も気になる。篤斗(小林優仁)の誘拐当日の流れについても、肝心な部分がボカされたままだ。
そして、菱田家の押入には未だ何かが隠されている。
真帆をさらったのは一星の仕業なのか。それとも彼女は自分の意思で姿を消したのか。瑞穂と強羅の関係性、そして、朋子と山田コーチが隠しているものは……?
見えてくるようで、やはり見えてこない。真帆が生きて帰ってくることだけを、願いたい。
(文:北村有)
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