<徹底解説>バットマンの魅力:過去作品から紐解く人気の"謎"
<徹底解説>バットマンの魅力:過去作品から紐解く人気の"謎"
ダークナイト3部作
続いて、ここからは映画ファンからの人気も高いクリストファー・ノーラン版3作品(ダークナイト3部作)をご紹介。バットマン ビギンズ
伝説の幕開けとなったノーラン版バットマン第1作。
本作ではバットマン誕生の起源を掘り下げ、よりリアリティのある物語が展開されます。
幼少期のトラウマに向き合い、腐敗した街・ゴッサムシティの"闇の騎士"となる大富豪・ブルース・ウェインをクリスチャン・ベールが熱演しています。
謎の男・ラーズ・アル・グールが組織する忍者軍団・影の同盟での修行や、幻覚を扱う強敵・スケアクロウとの戦いなど、過去作品とは一味違う設定も魅力的。
渡辺謙、リーアム・ニーソン、モーガン・フリーマン、ゲイリー・オールドマンといったベテラン俳優の起用や、バットモービルや武器といったガジェットの数々など、こだわりのディティールが、多くの映画ファンを魅了しました。
ダークナイト
第81回アカデミー賞において8部門にノミネートされ、見事、助演男優賞、音響編集賞の2部門を獲得。アメコミ映画の伝説となったシリーズ第2作。
狂気的な犯罪者・ジョーカーとバットマンとの戦いを軸に、単なる勧善懲悪では終わらない、正義の本質をえぐる深い人間ドラマが描かれます。
故・ヒース・レジャーの怪演が話題を呼んだほか、911後以降のアメリカを隠喩した社会派エンターテインメントとしての内容が高く評価され、のちのアメコミ映画のみならず、多くの映画群に影響を与えることになった傑作です。
ダークナイト ライジング
『ダークナイト』の衝撃を経て、シリーズの完結編となった第3作。
本作では、ジョーカーの凶行により、大きな犠牲を払うことになったゴッサムシティの8年後を舞台に、闇の騎士”バットマン”の最後の戦いを描きます。
トム・ハーディ演じる肉体派の悪役・ベインに、シリーズの人気キャラクター・キャットウーマンをアン・ハサウェイが快演。
伝説的な3部作を見事にまとめあげる大団円には、思わず、拍手を送りたくなるほどの感動と興奮が待ち受けています。
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