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2022年06月23日

<やんごとなき一族>松本若菜が魅せる、唯一無二の松本劇場

<やんごとなき一族>松本若菜が魅せる、唯一無二の松本劇場


©フジテレビ

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主人公・佐都(土屋太鳳)にプロポーズしてきた彼氏・健太(松下洸平)は、”やんごとなき一族”深山家の次男だった……。やんごとなき深山家のさまざまなしきたりや、モンスター家族たちが印象的なドラマ「やんごとなき一族」。特に、長男・明人(尾上松屋)の妻・美保子を演じる松本若菜の”怪演”とも呼ばれる濃いキャラクターに注目が集まっている。

本記事では、今までの美保子を振り返りつつ、美保子、そして松本若菜の魅力に迫っていく。

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美保子の役柄と立ち位置


はじめに、本作における美保子の立ち位置について説明しておくと、長男・明人の妻で老舗和菓子屋の娘だ。深山家では、跡を継いだ者のみに財産が渡り、他の家族や兄弟たちは主人に従い支配され養ってもらうしかない。ちなみに当主の妻には、女主人という立場が与えらえる。

明人は長男のため当然跡取りに……と思っていたところ、ドラマ冒頭で現在の深山家当主であり、健太たち兄弟の父である圭一(石橋凌)の「明人の性格は経営に向かない。自分にも意見できる健太に跡を継がせたい」という発言によりいろいろと状況が変わったのだ。

もともと庶民の佐都が深山家の一員になるのも気に食わないのに、自分がなるとばかり思っていた女主人の座までも奪われそうである。もともと次期当主が住むことを許される離れも、健太と佐都夫婦に取られて追い出されてしまった(健太と佐都の意志ではなく、あくまで圭一の強制的な指示なのだが)。

美保子は、佐都にあの手この手で嫌がらせを行い、明人を跡継ぎに返り咲かせようとする。やっていいことと悪いことの区別がついてなくて心底ムカつくのだが、反面おもしろすぎて声を出して笑ってしまう……というアンビバレントな感情を味合わせてくれる人物だ。

プレイバック:これまでの美保子


第1話から第9話までの美保子の活躍を振り返っていきたい。
また公式Twitterでは、美保子を演じる松本若菜を見て、松下洸平が発した“松本劇場”という言葉をハッシュタグに、毎週美保子の動画を更新中。こちらもかなり面白いので一緒にご紹介する。

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