お笑い

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2022年09月16日

ドラマや舞台にも引っ張りだこ!シソンヌの魅力5つ

ドラマや舞台にも引っ張りだこ!シソンヌの魅力5つ


「好き」に忠実な飾らない掛け合い

コント職人・シソンヌの日常を垣間見れる(聴ける)番組がある。福岡のRKBラジオで放送されている「シソンヌの“ばばあの罠”」(https://twitter.com/wana_rkb)だ。(放送地域以外の方は、radikoプレミアム会員となれば聴くことが可能)

天才肌・芸術家肌の2人もリスナーと同じように「生活がある」と感じられる番組で、ゆるいトークが楽しめる。

2人は番組内で、よく「食」をテーマに話す。「(じろうさんの地元・青森県にある)あのお団子が食べたい」「あの町中華がおいしい」など、思わずメモしたくなるグルメ情報も多い。そんな2人の話を聞いたお店やメーカーさんからおいしいものが時折番組に届き、それを口に運びながらのトークが定番となっている。

「食」以外にも2人の「好きなもの」の話がちょこちょこ出るので、ファンとしてはうれしい。長谷川さんであれば、ゲームや映像作品に関すること、じろうさんであればパチンコ・麻雀・野球・青森の話といった具合だ。その他にも、年齢的に気になる加齢臭や体調に関することも2人は飾らず話す。シソンヌのことを最近気になり始めた方には、ぜひ聴いてほしい番組だ。

次世代につなぐ、コント愛

そんなシソンヌが毎年行っている単独ライブが先日、閉幕した。

このライブ情報が解禁された時、お笑い好き&子どもを持つ親として、2つの立場から驚き、そして喜んだ。今回の単独ライブでは、中高生限定公演と親子限定公演が設けられていたのだ。

小さな子どもを持つ親としては、親子での貴重な鑑賞機会を与えてくれるシステム自体にも感動したが、それをおそらく考えて実行に移したであろう、シソンヌ2人にも感激した。

芸人さんが多くの労力を費やして作り上げる単独ライブを子どもと一緒に鑑賞できるなんて、個人的に考えたこともなかった。親子限定公演を鑑賞した方の感想をSNSで見ると、年齢関係なくみんな笑い、とても盛り上がったよう。「あのネタが、小学生にウケたのかな?」など考えるのも、また楽しい。

ちなみに、シソンヌライブ[onze]は会場に駆けつけることができないファンも楽しめるよう、オンライン配信が用意されている。千穐楽の様子は9/25(日)まで視聴可能なので、ぜひこの機会にシソンヌの素晴らしいコントの世界に足を踏み入れてほしい。

また、大人のお笑いファンだけでなく、若い世代、さらには子ども世代にも「コント」と触れ合う機会を増やそうとしてくれるシソンヌの心意気は、こんなイベントでも感じた。

今年の5月、じろうさんが地元の青森県で子どもたち向けにワークショップを開催。その名も「シソンヌ じろうさんとオリジナルキャラをつくろう!」。子どもたちが考えるユニークなキャラクターを笑顔で見守るじろうさんは、本当にキャラクターを生み出し、そのキャラになりきることが大好きなんだと思った。



さまざまなインタビューで「小学校とかでもコントがしたい」と話すじろうさん。

シソンヌの2人には望む場所で思いっきり、さまざまなキャラクターになりきってほしい。

世代問わずコントの面白さや楽しさを伝えられるのが、シソンヌの強みであり唯一無二の魅力だ。シソンヌファンはきっと二世代、三世代…と、どんどん年齢層の幅が広がっていくだろう。

個人的に来年も同様の限定公演が設けられ、親子でシソンヌライブを堪能できる日を夢見ている。

(文:ふじい)

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