<VIVANT>最終回までの全話の解説/考察/感想まとめ【※ネタバレあり】
第6話ストーリー&レビュー
第6話のストーリー
▶︎「VIVANT」画像をすべて見る乃木(堺雅人)は、“テント”のリーダーであるノゴーン・ベキ(役所広司)が、幼い頃に生き別れた父だと確信し愕然とする。一方野崎(阿部寛)もまた、乃木家の家紋とテントの犯行現場に残されたマークの類似に気付き、乃木とテントの関係にたどり着いていた。“テント”の実体とは? いよいよその謎に迫っていく。
さらに、明かされるFの秘密、乃木の正体を追う野崎ら公安、そして、遂に行われるジャミーン(Nandin-Erdene Khongorzul)の手術の行方は…怒涛の後半戦が幕を開ける!!
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第6話のレビュー
体感10分そこらで終わってしまった「VIVANT」第6話。
4話、5話ほど劇的な展開はなかったが、主人格を守るために生まれた“F”との会話から乃木(堺雅人)の過去が明らかに。
乃木は、悲惨な幼少期を送ったため「家族」の存在がわからない。
そして、「愛する」ということもよくわからないでいた。
そんな時、2001年9月11日にあの事件が起きた。
「国より、愛する家族を守るため」というCIAのサム(Martin Starr)の言葉を聞いた乃木は、その言葉の真相を“知るため”に自衛隊に入った。
いつかは自分の家族である父親のベキ(役所広司)に会って、話をしてみたい。
もしかしたら、自分に愛を注いでくれるかもしれないという淡い期待を抱いていたようだ。
しかし、Fは「バカかっ!」と強く叱責する。
さらに、ベキを始末するのはお前の役目だと追い打ちをかける。
この言葉に愕然とするが、すでに「愛する」という感情は薫(二階堂ふみ)とジャミーン(Nandin-Erdene Khongorzul)が教えてくれたのでは? と気づかせてくれた。
長い年月を経て、薫とジャミーンに出会った乃木。
今後、この3人の関係が気になるところだが、そもそも薫は単なる医者なのだろうか。
なぜ、乃木の自宅の場所を知っていたのだろう。
ジャミーン父子と昔から繋がっていることから「テント」の一員なのでは? と、ここまで何度も考察しているが、薫がテントならばジャミーンの高額な手術費用は、テント本部にお願いすればいいだけだ。
しかし、乃木の提案だったクラウドファンディングで資金を得た薫。
(ほとんどが乃木のポケットマネーだが…)
やっぱり薫という人物の背景がまだよくわからない。
そして、主人格とFとの会話の中で、日本に戻るきっかけは「飯田さん」という人物だったことがわかった。
前話でも乃木は、戦場ジャーナリストに日本に連れてきてもらったという会話があったので今後、この”戦場ジャーナリストの飯田さん“もキーになりそうだ。
乃木が少年時代にすでに第一線で活動していたということは、乃木よりもかなり年上だということが想像できる。
となると、丸菱商事の専務、長野(小日向文世)か、警視庁公安部部長の佐野(坂東彌十郎)あたりが疑わしい。
空白の期間があることから長野のほうが飯田さんだと考察できるが、筆者はどちらかというと、佐野のほうが怪しいと思っている。
野崎(阿部寛)との会話の中で
「昔、一度だけ会ったことがあるような気がしたんだ」と話している佐野。
さらりと話していたが、佐野とベキに面識があることは重要なことだ。
また、野崎が「乃木卓=テントの首謀者」ということに気づき、ワクワクした表情を見せたあとに、かなり厳しい表情を見せた佐野。
ほんの一瞬だったが、あの含みのある表情は何を意味するのだろう。
野崎(阿部寛)との会話の中で
「昔、一度だけ会ったことがあるような気がしたんだ」と話している佐野。
さらりと話していたが、佐野とベキに面識があることは重要なことだ。
また、野崎が「乃木卓=テントの首謀者」ということに気づき、ワクワクした表情を見せたあとに、かなり厳しい表情を見せた佐野。
ほんの一瞬だったが、あの含みのある表情は何を意味するのだろう。
次週はテントに近づく別班の姿が!
いよいよ乃木VSベキの息子?(二宮和也)の対峙が本格的にはじまりそう。
すっかり忘れていたが、テント幹部のアリ(山中崇)とその家族が無事にベネズエラのカラカスに渡り、「クアイド」という人物に会えていますように。
※この記事は「VIVANT」の各話を1つにまとめたものです。
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