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2021年03月19日

ドラマ「知ってるワイフ」全11話のあらすじ&感想|ありえない設定の物語が教えてくれた大切なこと・よかったところと疑問点

ドラマ「知ってるワイフ」全11話のあらすじ&感想|ありえない設定の物語が教えてくれた大切なこと・よかったところと疑問点


第7話あらすじ&感想

第7話あらすじ




剣崎元春 (大倉忠義)は、建石澪(広瀬アリス)への未練を断ち切って沙也佳(瀧本美織)を大切にしようと心に決めた。だが、澪の母・久恵(片平なぎさ)を2人で探していたことを沙也佳に隠した嘘がバレてしまい、沙也佳に澪との関係を疑われ口論になってしまう。

家を飛び出した沙也佳は、路上で遭遇した上原邦光(小関裕太)と飲みに行き、気を紛らわそうとする。酩酊し家に帰ると、酔った勢いでパソコンを開き、ネット掲示板に澪への誹謗中傷を実名で書き込み始める。探しに行った元春が戻ると沙也佳はすでに寝ていた。

次の日、元春の支店で騒動が起きる。掲示板の澪への誹謗中傷が銀行への信頼を損なう、と問題になってしまう。その頃、沙也佳は昨夜の投稿を思い出し激しく後悔するが、なす術も思いつかず途方に暮れる。

  一方、元春はもしかして沙也佳が書き込んだのではないかと疑うが、昨夜の口論の事もあり聞くことが出来ない。そして、沙也佳の投稿はさらに波紋を広げる。何者かが投稿に乗じて支店の行員たちの写真を投稿し、行員たちへの嘲笑まで広がりはじめたのだ。自分の誹謗中傷については気にする様子はなかった澪だったが、これには怒った。澪は津山千晴(松下洸平)と最初の投稿者を突き止めるため調査会社へ依頼に行く。津山の残業を代わることになった元春は、理由を話して沙也佳に帰りが遅くなると電話した。自分が犯人だとバレてしまう!と沙也佳がうろたえていると、ちょうど上原が花を届けに来た。沙也佳は上原に泣きつき、何とか投稿を削除する。 
 
その夜、元春が家に帰ると、沙也佳は何事もなかったように出迎えた。昨夜の口論を謝罪した元春だが、パソコンを開けた時に、問題の掲示板にアクセスした形跡を見つけ疑念を抱いてしまう。そんな折、元春の母が白内障の手術の為に入院する。

第7話感想

沙也佳(瀧本美織)もなかなかうーんと思うシーンが多かったけど、そもそもは元春(大倉忠義)が嘘をついたことがきっかけだったし、ここまで人に言える資格あるのか?

嘘をついて澪(広瀬アリス)と一緒にいたことがわかり、怒った沙也佳は匿名掲示板に実名で澪への中傷を書き込んでしまう。

決してやってはいけないことだが、起きて思い出したときや実際書き込まれてしまっているのを見て「どうしよう」とあわてているのを見るに、わがままだけど根っからの悪人というわけではなさそうだ。
匿名掲示板に入るためのIDもパスワードも自分の名前が推測できるものにしているし、削除の仕方も一人ではわからないし、本当に世間知らずのお嬢様なんだな~。

書き込まれた澪の達観っぷりがすごい。「所詮他人事で、他に面白い書き込みがあったらそっちに飛びつきますって」実際そうだが、この状況でなかなかこう思える人はいない。携帯ぶん投げたいほどムカついている津山(松下洸平)、いい人だ。他の人が巻き込まれたとなると途端に怒り出す澪。素敵だ。おそらく犯人が沙也佳とわかって適当に理由作って告訴しないことにする澪、素敵だ。

おっきなお花を持ってやってくる危険な小関裕太、えーと役名は上原邦光。書き込みを削除したくて混乱した沙也佳に頼まれ家に入る。特に触れられてなかったけど、書き込みの内容を見て引かないのだろうか。削除成功して思わず抱きついちゃう沙也佳はちょっとかわいいと思ってしまった。

パーティーの話が出た時点で今までの流れを見てたみなさんは思いましたよね、「あ、これ元春パーティーに間に合わないやつや」って。

沙也佳の元春の母や家族に対しての態度はかなりひどい。自分の父のパーティーが大事だから入院しても関係ない、家に泊めるのも嫌。はじめて元春の両親が出てきたが、家柄や知的レベルが違いそうなこの家族を馬鹿にして敬遠していたのだろう。元春にはさんざん自分の家族に付き合わせておいてどうなの? とも思うが、家や車など、いろんなもののお金を沙也佳の家に出してもらっているんだろうな。だとするとこのパーティーはかなり優先順位高いものだったのだろうか。何とも言えない。しかし沙也佳、パーティーパーティーってベータ―さんかよ(わかる人いるかな)。

元春、遅れるとは思ってたけどパーティーをブッチするとは思わなかった。いいスーツ着て路上飲酒……帰宅後に沙也佳に言った言葉が

「全部自分の思い通りじゃないと気が済まないのかよ
 自分の気が済むなら、他人のことなんてどうでもいいのか?
 どれだけ人を傷つけても、腹いせができれば満足か?
 どうしてあんな嘘書いて、他人を陥れることができるんだ」
 
澪への中傷を書き込み、元春の家族を大切にせず「来なかったら別れる」と言い、元春の父は店があると言ったら「言ってくれれば一日の売り上げくらい出してあげたのに」と言ってしまう沙也佳は確かに最低だ。もうこんなやつとは離婚でいいのではと一瞬思った。

でも、でもだ。先週までのことを思い出してみよう。
そもそも何度も嘘ついて今回の原因を作ったのは元春だし、自分の思い通りにいかないからって過去を変えて奥さんまで変えた元春にそんなことを言う権利はないのでは?? ブーメラン半端ないんだが……。

どっちも自分のことしか考えてないという意味では、元春と沙也佳ってお似合いかも。

モンスター化しつつある沙也佳も、邦光からのラインを見ているときはかわいい。つまりやっぱり一番近くにいる人を大切にできなくてモンスター化させちゃうのではなかろうか。小池が言っていた「妻を変えれば幸せになれると思ってたのか」というのはつまり、自分が変わらない限り幸せにはなれないということではないのか。

途中出てきた津山と澪の電話のシーン、よかったなぁ。津山の部屋おしゃれ。
津山、こんなにいい人なのに次回予告で澪が元春に告白してる……っていうか一応こんなんでも人の夫なのに告白しちゃうの? アリなの? どうなる次回。

澪、自己中男はほっといて津山にしときなよぉ。と思うけど、理屈じゃないんだよな。

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(c)フジテレビ

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