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2021年03月19日

ドラマ「知ってるワイフ」全11話のあらすじ&感想|ありえない設定の物語が教えてくれた大切なこと・よかったところと疑問点

ドラマ「知ってるワイフ」全11話のあらすじ&感想|ありえない設定の物語が教えてくれた大切なこと・よかったところと疑問点


第9話あらすじ&感想

第9話あらすじ



銀行のマラソン大会の途中、建石澪(広瀬アリス)は、剣崎元春(大倉忠義)が倒れたと勘違いした事で抑えていた本当の気持ちに気づいてしまい「剣崎主任が好きです」と告白し、キスをしてしまう。しかし元春は澪の思いを受け入れることをしなかった。

元春は小池良治(生瀬勝久)に、妻の沙也佳(瀧本美織)と離婚したことを話す。かつて澪との結婚生活がうまくいかなかったのは自分自身のせいだと気づいたにも関わらず、沙也佳との結婚生活でも同じことを繰り返して、何も変わっていないと後悔する。すると小池は、澪とやり直せるから良かったのではないかと言う。しかし元春は、親友の津山千晴(松下洸平)と澪は交際しているから絶対に出来ないと告げる。そんな事をしたら今度は親友を失うと。

だが、事態は思わぬ方向に動き出す。澪が津山に別れを切り出したのだ。木田尚希(森田甘路)の店で澪にフラれたと泣く津山。澪には他に好きな人がいるようだと続ける津山に、木田は二股だったのかと驚くが、居合わせた元春は、澪はそんな女性ではないとかばうのが精一杯だ。

一方、澪と一緒にジョギング中のなぎさ(川栄李奈)は、澪から津山と別れた事を知らされる。好きになってはいけない人を好きになってしまったと打ち明ける澪に、なぎさはその相手は兄の元春ではないかと尋ねる。驚く澪に、なぎさは責めることも、応援することもしないが話ならいつでも聞くと告げた。

翌日、元春は澪に津山とのことを考え直して欲しいと頼みこむが、澪は元春との関係の進展に期待もしていないし、この前のキスには何の意味も責任もないので、答えを求めている訳ではないと告げる。そんな二人の会話を聞いていたのは、津山で―。

第9話感想

ついに過去を明かしてしまった! これ、この後どうるんだろう?

ついに元春に怒りの鉄槌が

元春(大倉忠義)に告白してキスした澪(広瀬アリス)、もはや地雷女にしか見えない……。
っていうか津山(松下洸平)がかわいそうすぎて泣ける。

ふられるかもって思って元春を呼び出して「ふられないって言って」っていう津山も「つら」って言って親友二人の前で泣く津山もかわいい……かわいそう……なのに澪には「これで気まずくならないよね?」っていうの優しいえらい。あと居候の元春にごはん作ってあげて「落ち着くまでいていいよ」って言ってくれていい人すぎる。

元春は「津山も同じくらい大事なんだ」と言って今回頑張ったと思うけど、二人で話してるのを津山に聞かれてしまったのね……でもそんな大事な話会社出たところでしてたら駄目だわ。

澪のキスは澪が無理やりした感じだから、津山に殴られて木田にも絶交されて(よく事情わかってないのに)気の毒な感じもしたけど、双子パパだった未来を変えられちゃったことやらタクシー横取りしたことやらトータルで考えたらこのくらいされてもおつりがくるぐらいかもしれない。

気づいたのはいいんだけど遅いんだよな~

小池さんに「相手が変わったら幸せになれると思ってたけど原因は自分だった」と言った元春、成長が感じられていいんだけど、それ多分視聴者の大半は第1話から気づいてたんだよな……。

しかし、浅はかに過去を変えた結果澪と子どもだちだけでなく、沙也佳も津山も木田も失ってしまう元春、二兎を追う者は一兎をも得ずどころじゃなくて地獄。

必要なときはきちんと言い訳したほうがいいぞ元春

元春、澪と結婚していたときから誤解されたときにちょっと言われると説明を諦めてしまう癖がある気がする。否定しない=肯定と取られてしまうので、誤解されてるときはもっと必死に説明してもよかったんじゃないだろうか。沙也佳が自分を見てくれてないって判断したの、そういうところもあった気がする。

背伸びキス

前回樋口がキスしようとしてきた篠原を突き飛ばしてから微妙だった二人。ギクシャクした反動で恵海(佐野ひなこ)にいらないチョコをあげたら、恵海は「篠原は自分が好き」と勘違いしてしまう……さらにややこしいことになってしまった……!
篠原が自分に気がないことを知った時の恵海の「しばらく私に優しくしてくれない?篠原くん私に気があるみたいって周りの人に言っちゃったの」っていうお願いがなんだかかわいい。
でも結局樋口さんが「私がダメならすぐ恵海なの?」とモヤモヤした結果、篠原のことを好きだという展開に。3つ数える間にキスリベンジ成功となったのであった。誤解だったけど結果オーライだね(恵海はかわいそうだけど)。

屋上での背伸びキス、いいな! あんまり見たことないシチュエーションだったおけどキュンとしました。
身長を調べたら樋口役の安藤ニコさんが167センチ、篠原役の末沢誠也さんが163センチ。
男性→女性の背伸びキスも全然流行っていいと思うなぁ。

女の友情

澪となぎさが二人でランニングしているとき、澪の気になる人が元春だと勘で気づいたなぎさのセリフが最高によかった。
「私は澪さんのこと、責めるつもりも応援するつもりもないから。でも話ならいつでも聞くよ」
なんというか、この味方とか敵とかじゃないけど友達としてできることはする、みたいなところが素晴らしいなと思いました、なぎさちゃん大人だしいい子。

出た「ふーん、おもしれえ女」※ちょっと違う

楽団のオーディションを受けに行ったけど、1人の募集に30人も集まり、自分の力不足を痛感した沙也佳。そこにまたもやタイミング良く現れる上原邦光(小関裕太)。邦光は他の人が思ってても陰でしか言わなかったパパの力なんだみたいなのをナチュラルに言ってくる感じがいいのかも。

沙也佳はまだ離婚のことを両親に言ってなくて、このことは全部一人で決めたんだな。ちょっと切ないし、変わっていこうと踏み出したことは応援したい。そんな一連を見てて「沙也佳さん面白いな」という邦光。

でた、「おもしれえ女」!!!!!!
そしてそのままスケボーに乗って去っていくのかよ。何なんだよ。そもそも面白かった……?
沙也佳はなんだか嬉しそうだったからよしとしよう。沙也佳のこと幸せにしてあげてくれ。

次回どう話がまとまるかわからないけど、引き続き気になる!!


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