ドラマ「知ってるワイフ」全11話のあらすじ&感想|ありえない設定の物語が教えてくれた大切なこと・よかったところと疑問点
第5話あらすじ&感想
第5話あらすじ
剣崎元春(大倉忠義)は夕食の約束のため銀行に迎えにきた妻・沙也佳(瀧本美織)に、建石澪(広瀬アリス)の頭に手のひらを乗せている姿を見られてしまう。頭の上にほこりがついていたとごまかす元春だが、沙也佳は紹介された澪の建石という名字を聞き逃さなかった。以前、沙也佳が元春の車の中で見つけた名札だ。二人の関係を怪しむ沙也佳は、もう澪を車に乗せないようにと元春に告げる。
一方、澪は元春の手のひらの感触に動揺していた。同僚との飲み会を断った澪は、木田尚希(森田甘路)となぎさ(川栄李奈)の店に行く。木田となぎさに、津山千晴(松下洸平)との交際を勧められるが迷いを見せる澪。なぎさは恋に正解はないからしたいようにすれば良いと澪にアドバイスする。
翌日、澪が目覚めると母・久恵(片平なぎさ)が朝食を作ってくれていた。しかし、遅刻しそうな澪は銀行へと急ぐ。
澪と津山が外回りのため銀行を留守にしている中、久恵が朝食を弁当として持ってやって来た。元春を見つけた久恵は「うちの婿が世話になっている」と行員たちに告げる。融資課長の西徹也(マギー)も支店長の宮本和弘(おかやまはじめ)も西急グループの令嬢である沙也佳の母が来たと思い大騒ぎに。元春は慌てて銀行から久恵を連れ出す。すると久恵は、思わぬ事を話し始めた。そんな二人のもとへ、澪が久恵を迎えに来る。
久恵を家まで送り届けた元春と澪は、意識しながらもぎこちなく会話をする。その後、津山の誠実さを目にした澪は、津山と付き合うと返事をする。二人が付き合い始めたと聞いて元春は動揺するが、大喜びの木田となぎさは皆でキャンプに行こうと盛り上がり…。
第5話感想
前回元春(大倉忠義)が澪(広瀬アリス)の頭に手を置いたところに沙也佳(瀧本美織)が来てしまい、あわや大惨事かと思われたが、なんとかおさまった様子にほっとした。だが沙也佳から澪への印象は最悪に(にらむ顔、怖い)。バーベキューでの言動も含め、全体的に沙也佳の感じの悪さが目立つが、冷静に考えると澪との仲を疑われても仕方ない行動を繰り返す元春(既婚者の手を自分の頭に置かせる澪もだが)も悪い。
澪と結婚しているときは澪をさみしくさせてたし、沙也佳のことは不安にさせてるし、どっちも幸せにできない男だなぁ。澪と結婚したたときは澪に騙された、幸せになりたいと未来を変え、沙也佳妻にしてからは澪のことが気になってるし。
今回のラストでも「澪を誰にも渡したくない」とさらに過去を変えようとする。おいおい澪はモノじゃないぞ。確かに元春は過去を変えたことで自分のたくさんの過ちに気づいて反省してるけど、本当に澪のことを愛してるからなのか、澪が他の人のものになるからそう感じるのかわからない。
結果過去には戻れず、公園のおじさんにもお前が選んだんだろと言われる。
覆水盆に返らず、ほんとそれ。あと、盗んでないけど会社にあるお金の中から探すのはちょっと職権乱用ではないか?
相変わらず自己中な元春にあきれるが、バーベキュー先で朝の光に照らされる元春、過去をもう変えられないと知って涙を流す元春の美しさにははっとしてしまった。
バーベキューといえば、病室で澪が起きたときの津山主任(松下洸平)の優しい顔、最高では……? 髪の毛セットしてないほうが断然いいですね。
友達になった澪と元春の妹・なぎさ(川栄李奈)のガールズトークがかわいい。
「旦那さんのこと大好きなんだね」
「え、わかる?」
「バレバレ」
ここのなぎさの表情がたまらない。川栄李奈のお芝居はセリフや表情がぜんぶ自然ですっと入ってくる。
片平なぎさの認知症にかかった演技も毎回すごい。母親の顔になったかと思えば少女のように目を輝かせて笑う。切り替えのタイミングが頻繁で大変なのではと思うが、45年以上女優として活躍している実際認知症の方と接したことがないのでわからないのだが、こんな感じなのだろうかとリアルに感じる。
何度も思うけど、この人生での澪が魅力的すぎてモンスター澪と違う人みたいですごいな~。元春と結婚してた澪の回想と一緒に出てくるから余計かな。広瀬アリス、今後の作品もチェックしたい女優さんになった。
そろそろ折り返し、次回の展開も気になる!
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(c)フジテレビ