俳優・映画人コラム

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2021年12月31日

<祝・初紅白>Snow Man、デビューから2年の軌跡

<祝・初紅白>Snow Man、デビューから2年の軌跡


さまざまな記録を残し、個人の活躍も増えた2021年


紅白辞退の波乱の後に始まったSnow Manの2021年だったが、確実にさまざまな成果を残したといっていい。1月に発売された「Grandeur」は、3枚連続となるミリオンを達成し、オリコンランキング年間第1位となった。また9月に発売されたファーストアルバム「Snow Mania S1」も2021年最高の初週売り上げを達成し、男性グループの1stアルバムの初週売り上げも歴代2位と素晴らしい記録を達成した。

デビュー後初の有観客ツアー「Snow Man LIVE TOUR 2021 Mania」も開催され、7会場32公演を完走した。また昨年Paraviで始まった冠番組「それSnow Manにやらせて下さい」は地上波レギュラーとなった。引き続き週に1回水曜日の公式YouTube更新、木曜日のTBSラジオ「素のまんま」も私たちの毎日を楽しませてくれた。またジャニーズ事務所公式モバイルサイト「Johnny's web」で更新されるメンバーブログ「すの日常」が、各メンバー日にち固定で月1回ずつだったのが自由更新に代わり、ほぼ毎日メンバーのブログを楽しめるようになった。

個人の活躍が目立った年でもあった。お正月に放送されたドラマ「教場Ⅱ」への目黒蓮の出演から始まった2021年は、メンバーそれぞれがさまざまな作品に出演することも多かった。ラウールは映画『ハニーレモンソーダ』で主演し、クールな男の子を演じた。最年少でかわいらしいイメージが強いラウールがラブストーリーに挑戦し、新しい表情を見せてくれた。

舞台挨拶や公式SNSからはハニレモの現場でもお兄さんお姉さんにかわいがられている様子が伝わり、より彼の世界が広がった経験だったのではないかと思う。

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「アニメオタク兼Snow Manの佐久間大介です」と自己紹介している佐久間は2020年にも「ブラッククローバー」にゲスト声優として出演したが、2021年はアニメ映画『白蛇:縁起』の日本語吹替版でW主演を務め、三森すずこや杉田智和などさまざまなアニメで主役を張る声優陣の中で演技し、彼らにも絶賛された。

実際彼の声だということはもちろんわかるのだが、彼の声だということを忘れて物語に没頭できるような自然で、それでいて観ている人が彼の演じた宣を好きになってしまうような、絶妙な演技だった。何より宣がすごく佐久間くんっぽかった。Snow Manのファン以外の人が「ジャニーズかよと思ったらすごくよかった」というような感想を目にする機会も多かった。

アニメ以外にも、動物好きが高じて動物系のバラエティー番組に出演、ペット雑誌の表紙もソロで飾った。

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目黒蓮はドラマ「消えた初恋」でなにわ男子の道枝駿佑とともにW主演し、言葉少ないが誠実に相手の気持ちに応えようとするまっすぐな男・井田を演じた。この井田、誠実でまっすぐ、口数は多くないが言わねばならないことははっきり伝えようとするところが目黒くん本人と重なり、ハマり役だった。

また「井田ポン」と呼ばれる頭をポンとしてくれるしぐさをはじめバックハグなどキュンキュンするシーンも多く、この作品を機に彼を好きになってしまう人、絶対多いだろうなと思う。

メンバーの中では比較的早く高学歴ジャニーズのポジションを確立していた阿部亮平は、今年もさまざまなクイズ番組で活躍した。その他のバラエティー番組にも出演しており、他のメンバーにもTVで彼の姿を見ない人はないのでは? というほど。個人的な願望だが、来年は地上波で演技する阿部ちゃんも観てみたい。

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最年長の深澤辰哉はバラエティーでの活躍が目立った。「バナナサンド」で「カメラに抜かれない」という悩みを打ち明けたところ「棒立ちをしたら目立つのでは」とアドバイスされ、実際に複数の番組で「HELLO HELLO」のパフォーマンス中に棒立ちをして「本当にやるとは」「棒立ちの人がいる」と話題になった。一方で「anan」のソロ表紙がかっこよかったことも話題になった。棒立ちで話題になったが、深澤くんのパフォーマンスは普通にかっこいいので、2022年はもっと世間に深澤くんのかっこよさが伝わるといいと思う。

向井康二は「アイ・アム・冒険少年」「ドッキリGP」をはじめとするバラエティーで活躍したほか、趣味のカメラを活かして雑誌で連載を行っている。ブログなどでよく載せてくれるメンバーの写真もとてもいい。康二くんが撮ったメンバーの写真集を出してほしい。そして演技もうまいので、ドラマなどでも彼の活躍を観たい。

2020年SASUKEの1stステージをクリアしたリーダーの岩本照は、2021年のSASUKEでも1stステージを余裕でクリア。2nd制覇はできなかったものの、笑顔でこの場を楽しんでいる様子、泣く後輩に笑顔で言葉をかける様子に、昨年よりひとまわり大きくなった岩本照を感じた。さらにSnow Manのさまざまな曲で振り付けを行い、今年行われたデビュー後初の有観客ツアー「Snow Man LIVE TOUR 2021 Mania」で披露された中でも結構な割合の曲を振り付けしていた。

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メインボーカルの渡辺翔太はどの曲でも重要なパートを支えてくれるのはもちろん、以前から公言していた美容好きが実を結び、美容雑誌「美的」で男性初のソロ表紙を飾った。一方でバラエティーでは公式YouTubeなどでのリアクションの良さのおかげか、ドッキリを仕掛けられる系の番組などで出番が増えた。歌がめっちゃいいし、5歳児と言われる素のリアクションも魅力なので、来年は彼のギャップがもっと世に伝わるとうれしい。

舘さまこと宮舘涼太は、今年も濃いキャラを貫いていた。全員出演のバラエティーで独特なキャラをいじられる機会も多かったように思うし、「モニタリング」で幼なじみの渡辺翔太とともに落とされた際の双子のような反応はシュールだった。特にラジオ「Snow Manの素のまんま」では、思う存分にボケたおしてもう一人のメンバーに回収させていたのが印象的だ。ラヴィットで佐久間大介と一緒に「ためスノ」というコーナーも担当しはじめ、今後の活躍も楽しみだ。自身が長らく希望している、時代劇での活躍も期待したい。

2022年も、Snow Manが見せてくれる景色が楽しみ


今年もさまざまな快進撃を続け、私たちを笑わせ、泣かせ、楽しませてくれたSnow Man。どんな活動でも彼らが全身全霊で取り組み、9人で助け合って進んでいくと信じられるので、全力で応援する以外の選択肢がない。2022年彼らがどんな景色を見せてくれるのか、どんな「初」をとってテッペンに近づいていくのか、楽しみで仕方がない。そして2022年は、よりみんなの魅力にせまるような記事をたくさん書きたい。

(文:ぐみ)

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