<検証>なぜ日本で『スパイダーマン』だけがヒットし続けるのか?


『ノー・ウェイ・ホーム』ロスの人へ次の一手



『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』は劇場公開が始まったばかりですが、どうしても次を気にしてしまうのもまた“人の性”です。

大きな朗報と言えるのが、トム・ホランドとソニー・ピクチャーズが新たな“スパイダーマンの3部作”の制作を発表したことでしょう。とはいえ、まだ制作決定の段階なので、映画は何年か先になってしまいます。

直近でいうとソニー・ピクチャーズによるスパイダーマン・ユニバースの新タイトル『モービウス』が公開待機中です。またマーベルモノではないのですがトム・ホランド主演のアクション大作『アンチャーテッド』も公開予定作品に並んでいます。

『モービウス』はコロナ禍で延期が続いている作品で、全米公開がまた3月から4月へ延期になってしまいました。コロナ禍のため日程がどうなるかわかりませんが、アメリカより2日早い5月4日に日本公開となる『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』があります。

『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』の直後の話になると思われ、さらに特筆すべき点は監督が『スパイダーマン』の最初の3部作のサム・ライミ監督ということでしょう。

今後公開される作品でロスを凌ぎつつ、『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』で大きく総括された先の“スパイダーマン映画”がどうなっていくか今から、楽しみにしましょう。

(文:村松健太郎)

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