<祝メジャーデビュー>パーパーのきらめく魅力:コントも歌も唯一無二!
ほしのディスコの歌動画が大バズり!「歌うま芸人」の筆頭に
2020年、以前からやっていたゲーム実況チャンネルとは別にYouTube「ほしのディスコちゃんねる」を開設した、ほしのディスコ。同チャンネルが始まって程なくしてアップされた1本の動画。これが、この上ない衝撃を世間に届けた。
ほしのディスコ自身がファンだというクリープハイプの名曲「栞」を歌ったこの動画。皆を驚かせたのは、彼の伸びやかで透明感あふれるボーカルと類まれなる歌唱力だ。
この歌動画が大バズリ。おかげでチャンネルも注目を集めたようで、開設時には年内に登録者1万人いかなかったら罰ゲーム…などと言っていたのに、その目標をすんなりクリア。その後もコンスタントに歌動画をアップし続ける彼のチャンネルは、今や登録者は20万人以上(※2022年4月現在)。歌うま芸人の筆頭株としてすっかり人気者となってしまった。
そもそも、テレビなどで耳にする話し声も、高めのきれいな声であるほしのディスコ。歌声になったときに、もともとの声質のよさがいっそう際立っているように感じる。また、彼が歌うときに曲にこめる、やわらかな情感がとてもいい。普段書いているコントに見られる繊細さや感受性の豊かさが歌にも発揮され、だからこそ多くの人の心に強く深く響いたのではないだろうか。
なお、歌動画といえば、あいなぷぅも忘れてはならない。そもそもYouTubeチャンネルを開設して歌をアップしたのは彼女のほうが先。「あいなぷぅチャンネル」には、あいなぷぅ自身が作詞を手がけた楽曲のMVがいくつか並んでいる。ポップでカラフルかつちょっとシュールなオリジナルソングの数々は、見事な歌唱力を誇るほしのの歌動画とはまた違う不思議とクセになる魅力があり、こちらもなんとも楽しいのだ。
ほしのディスコがついにメジャーデビュー 歌でもコントでも輝き続けて!
2022年4月27日、歌うま芸人として名を馳せてきたほしのディスコがついに歌手としてメジャーデビュー。本名・星野一成名義で寺岡呼人プロデュースによる配信シングル「いとしの悪魔ちゃん」をリリースした。
MVが先行公開された「いとしの悪魔ちゃん」。ほしのディスコならぬ星野一成の持ち味であるハイトーンボイスとソフトな雰囲気が十分活かされた切なく響く楽曲だ。恋した女性に苦しめられたことを振り返る失恋ソングで、ひどい彼女に振り回される彼氏…というパーパーのコント定番の世界観ともリンクしていると感じる。
以前YouTubeチャンネルの動画でも「オリジナル曲を出したい」と語っていたほしのディスコ。歌の才能を見事開花させてメジャーデビューにたどりついた。今後、デビュー曲をひっさげて音楽番組やどこかのライブに出演することもあるのでは…と楽しみだ。
とはいえである。歌手だけでなく芸人としてのほしのディスコも才能にあふれている。なので、歌声を聴くとともに、できればお笑いの舞台に立って言葉を紡ぐ姿も見続けていきたい。この二人だからこそ…と思える唯一無二の笑いを作り出しているパーパー。この先も、コントに歌にきらめくコンビとして輝き続けてくれたらと願っている。
>>>【関連記事】<オズワルド・畠中さん>見え隠れする「5つ」の魅力を語らせてほしい!
>>>【関連記事】お笑い好きライターが選ぶ「2021年熱かった芸人ベスト5」 お笑いは今年も最高だった…!
>>>【関連記事】空気階段・鈴木もぐらのイメージを覆すトリビア20
(文:田下愛)
無料メールマガジン会員に登録すると、
続きをお読みいただけます。
無料のメールマガジン会員に登録すると、
すべての記事が制限なく閲覧でき、記事の保存機能などがご利用いただけます。