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2022年05月15日

<マイファミリー>最終回までの全話の解説/考察/感想まとめ【※ネタバレあり】

<マイファミリー>最終回までの全話の解説/考察/感想まとめ【※ネタバレあり】

第2話ストーリー&レビュー

第2話のストーリー

>>>「マイファミリー」第2話の予告をYouTubeで見る

温人(二宮和也)と未知留(多部未華子)は娘の誘拐事件をネットニュースで公表し、世論を味方につけた。警察への批判は強まり、ネットに出し抜かれた大手マスコミの取材合戦も激しさを増す。

翌朝、犯人から警察の完全排除を取引の条件とする通告がある。それでも捜査を続行しようとする葛城(玉木宏)に対して、温人と未知留は……。

そして、一方会見を見た、大学時代の友人である元警察官の東堂(濱田岳)と弁護士・三輪(賀来賢人)は葛藤していた。果たして、温人たちに協力するのか、二人の取る行動は……?
そんな中、鳴沢家に思いもよらぬ来客が!?果たして味方となるのか、それとも……?

一方、温人たちのオンライン会見をセッティングした阿久津(松本幸四郎)は、温人のビジネスパートナーで「ハルカナ・オンライン・ゲームズ」のCOO・香菜子(高橋メアリージュン)に、ある提案を持ちかける。その提案は、温人たちの運命を大きく左右することになる……。


第2話のレビュー

代金の引き渡しに失敗した鳴沢温人(二宮和也)と未知留(多部未華子)。警察を排除すれば再び取引をしてやるという犯人の言葉に従い、警察排除に温人が奔走する。

当然、鳴沢家から警察が出ていくだけではダメだ。尾行している刑事や監視している刑事たちも排除しなければならない。警察だって犯人に言われてすごすごと引き下がった……ではメンツ丸つぶれ。そう、誘拐された友果(大島美憂)を助けるというよりも、警察はメンツを大事にしようとしているだけ、にしか見えてならない。

特に、現場のリーダーである葛城(玉木宏)は過去の事件でミスを犯しているようで、それを取り戻したいという気持ちが強い。犯人vs鳴沢家、というよりは警察vs鳴沢家の様子となっていく。

自分たちだけで友果を取り返すと決めた温人。そこに大学時代の友人で元刑事の東堂(濱田岳)、弁護士の三輪(賀来賢人)が加わっていく。最初から協力的な東堂に対し、三輪は弁護士として危ない橋は渡れない、とむしろ温人を煽っていく。さらに三輪に警察が近づいて……。
三輪は未知留に、警察が温人のゲーム会社のCOO・立脇(高橋メアリージュン)が怪しいとにらんでいることを伝える。財政難だった温人の会社。しかし、娘が誘拐されたとネットで発信したことで、同情が集まり、一気に盛り返したのだ。確かにあり得なくはない。さらに、温人も協力者で狂言誘拐の可能性もあると忠告し……。

鳴沢夫婦はふたりと仮面夫婦だと言っていたが、その仮面具合がすごい。
温人は夫婦の寝室に入り、自分のベッドがあることに驚く。また、未知留が体を拭こうとすると、悪い、と言って顔をそむける。更に、「出て行ったほうがいいか」と問いかけると「我慢する」という未知留。距離感がありまくりである。他人よりもある。
第1話でも、温人は未知留に対して「あなた」と言っていたし、仲が破綻しているだけでは済まない溝を感じる。
ただ、三輪が温人も誘拐事件に関わっているかもしれない、というと未知留は「娘を心配する気持ちは一緒」だと言って怒りをあらわにした。バックボーンが見えない夫婦だけど、一体どういう夫婦なんだ……。

また、どことなく闇を感じるのが葛城だ。この人も鳴沢たちに向ける表情は完全に仮面。仕事だから当然なのだが、一言で言うと胡散臭い。好意が嘘っぽい。過去の事件でどのようなミスを犯したのか、それが葛城にどのような影響を与えているのか。今後の物語に大きく関わってきそうだ。

失っていた信頼をそれぞれが取り戻していくが、果たして事件は誘拐事件だけで済むのだろうか。

※この記事は「マイファミリー」の各話を1つにまとめたものです。

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