<マイファミリー>最終回までの全話の解説/考察/感想まとめ【※ネタバレあり】
第3話ストーリー&レビュー
第3話のストーリー
>>>「マイファミリー」第3話の予告をYouTubeで見る温人(二宮和也)と未知留(多部未華子)は、大学時代の友人、三輪(賀来賢人)と東堂(濱田岳)という心強い協力者を得て、警察を排除することに成功したが、より確実に身代金を受け渡す為に、ある秘策を犯人に提案する。伸るか反るかの賭けに、果たして犯人は…? そして、温人は無事、娘を取り戻すことができるのだろうか? 遂に、鳴沢友果ちゃん誘拐事件完結編!そして…
第3話のレビュー
警察を排除し、娘の友果(大島美憂)を取り戻すため、犯人との交渉を再開させる温人(二宮和也)と未知留(多部未華子)。友人の東堂(濱田岳)、三輪(賀来賢人)の協力を得て、どのように警察をまき、金を渡すかを相談する。
しかし、警察も黙って引き下がらない。葛城(玉木宏)は未知留の父・正文(大友康平)、温人の母。麻由美(神野三鈴)に温人たちの話を盗聴するように頼む。これで、温人たちの計画は警察に筒抜けとなる。
正直、それはないのでは……という作戦ではある。正文たちの息子、娘を思う気持ちを利用したものである。警察自身は温人たちの気持ちに寄り添っているとは言い難い。
そんな中、犯人との取引がスタート。温人は犯人に、「ハルカナ・オンライン・ゲームズ」が運営しているアプリ内でやりとりすることを提案する。ゲーム内のアカウントなら、警察も手が出せない、ということだ。更に、警察の目をくらませるために、身代金は自分たちの父と母に運ばせることも重ねて提案。犯人はとにかく、警察の介入を嫌がる。結果、温人の目論見通りに事は運び始める。
……が、その計画も正文たちを通して警察にバレている。お金を引き渡したところで犯人から友果の居場所が知らされる。金を持って逃げる車の追跡、友果がいるとされる場所への急行。警察は同時に踏み込むが、金を持って逃げた男は犯人ではなく、友果の姿もない。確かに、用心深い犯人にしては、警戒心が足りなすぎると思った。結果、犯人に警察が介入していることがバレ……。
が、実は正文たちが警察と通じていることを知っていた温人たち。正文たちが動いている裏で、ゲームのすれ違い機能を利用して犯人と友果がいる場所を特定していたのだ。友果さえ帰ってくればいい、金はやる、犯人も追わない。温人の訴えに、犯人は「取引成立です」のメッセージを送ってくる。
友果を取り返した温人と未知留。しかし、温人に葛城は「ホシを野放しにしたことをあなたは必ず後悔する」と告げる。
言いたいことは分かる。が、どうにも警察が信用できない。犯人確保が第一なのは分かるけれど、どうにも温人たちの心に寄り添わなすぎでは? と思ってしまう。親切にしているようでもわざとらしいというか、なんというか。
そして、予告を観る限り葛城の言葉通り、どうやら温人は後悔する事態に陥りそうで……。それはそれで警察の思い通りになっているようで腹立たしい。
とは言え、誘拐事件については完結。来週は一体どのような展開を見せるのだろうか。
※この記事は「マイファミリー」の各話を1つにまとめたものです。
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