<マイファミリー>最終回までの全話の解説/考察/感想まとめ【※ネタバレあり】
第6話ストーリー&レビュー
第6話のストーリー
>>>「マイファミリー」第6話の予告をYouTubeで見るまたしても起こった卑劣な誘拐事件。今度は阿久津(松本幸四郎)と絵里(森脇英理子)の娘・実咲(凛美)がさらわれ、温人(二宮和也)は犯人から一方的に共犯者扱いされてしまう。
犯人の要求を阿久津夫妻に伝える温人。阿久津は身代金を用意し、温人とともに受け渡しの指示を待つ。
捜査から外された葛城(玉木宏)も焦っていた。何としても誘拐事件を解決したい葛城は、ある賭けに出る。
ハルカナでは香菜子(高橋メアリージュン)があることに引っかかっていて…。
次々と起こる誘拐事件に、誰もが追い込まれ、疑心暗鬼になっていくのだが、突如、事態は急展開を迎える。温人の目の前に現れた犯人、その素顔とは…?
第6話のレビュー
三輪(賀来賢人)の娘を取り戻し、ホッとひと息つく温人(二宮和也)と未知留(多部未華子)。しかし、再び温人のもとに犯人から電話がかかってくる。
今度は阿久津晃(松本幸四郎)の娘・実咲(凛美)を誘拐したというのだ。
犯人は実咲を返すためにいくつかの条件を出す。
今回も温人が交渉人をやること。
警察には連絡しないこと。
阿久津夫妻以外の人間には話さないこと。
今度は10億円を10日に分けて運ぶこと。
3度目になると、温人も慣れたものである。
しかしその慣れた様子が阿久津の妻・絵里(森脇英理子)の不信感を買うことになる。
そもそも家族ではない温人が交渉人であること、金の受け渡しも温人ひとりで、となれば、第三者から見れば怪しさしかない。
絵里の気持ちはもっともである。
不安になった絵理は、お金を入れたスーツケースにGPSを仕掛ける。
もちろん、こんなことを犯人が許すはずがないだろう。バレれば実咲の命は危険にさらされる。
GPSが仕掛けられていることを知った温人は、これまでの姿勢から一転、犯人を突き止める決意をする。
藤堂(濱田岳)の娘・心晴(野澤しおり)を取り戻すため、そして、この連続誘拐を止めるには犯人を捕まえるしかないのだ。
温人はお金を持ち去った人物の顔を見る。それは、温人の部下、鈴間(藤間爽子)だった。
鈴間が直接の犯人? とは考えづらいような気がする。怪しいのは立脇(高橋メアリージュン)だろうか。
今回、途中で立脇が鈴間を呼び出すシーンがあった。立脇が主犯で、鈴間は協力者か。
が、心晴の誘拐事件の犯人も立脇だとは考えづらい気がする。
可能性としては、心晴と友果(大島美憂)の事件は同一犯ではないだろうか。
友果の事件で、温人の会社・ハルカナオンラインゲームズは窮地を脱した。ならここから立脇が関わっているのでは? と思うが、心晴の事件は報道されていないため、模倣するのは難しい(はず)。
しかし、友果の事件の概要を立脇は知っている。
三輪の誘拐事件は実験。本当は阿久津から10億を奪うことが目的だったとしたら?
ただ、立脇が主犯だったとしたら、ハルカナオンラインゲームズは最悪の事態に陥る。温人も知らなかったとは言え、批判の嵐に晒されることになるだろう。立脇に、そんな危険な橋を渡る必要があるのだろうか?
一方、心晴を始めとした誘拐事件解決のために奔走している葛城(玉木宏)。警察が知らないところで連続誘拐事件が発生しているのではないかと推測している。
未知留じゃないけれど、警察に相談したほうが良い気もするが、葛城は危険な匂いもする。暴走しそうという意味で。
果たして、真犯人はすでに物語に登場しているのか、それともまだ出てきていない、誰かなのだろうか。
※この記事は「マイファミリー」の各話を1つにまとめたものです。
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