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2022年05月15日

<マイファミリー>最終回までの全話の解説/考察/感想まとめ【※ネタバレあり】

<マイファミリー>最終回までの全話の解説/考察/感想まとめ【※ネタバレあり】

第7話ストーリー&レビュー

第7話のストーリー

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まさか犯人がハルカナの社員・鈴間(藤間爽子)だったとは!
意識を取り戻した温人(二宮和也)は急いで鈴間の身辺を調べつつ、共犯がいるのではないかと考える。実咲(凛美)の安全のため、警察に届けることはできない中で、ある人物に疑いの目が向けられ、不信感を強めていく…。

東堂(濱田岳)の娘・心春(野澤しおり)に始まった4つの誘拐事件。犯人は誰なのか? その目的は? 三輪(賀来賢人)と東堂も鳴沢家に集まり、真相を探る。
そんな温人たちを密かにマークする警察。

すべてが闇に包まれるなか、温人はある違和感に気づく。
「まさか、真犯人はお前だったのか…?」

第7話のレビュー

身代金を回収していたのは温人(二宮和也)が経営する会社・ハルカナオンラインゲームズの社員、鈴間(藤間爽子)だった……。
衝撃の事実に驚く温人。問いかけようとした瞬間、温人はスタンガンで気絶させられた。

娘を取り返すために必死な阿久津(松本幸四郎)。犯人、もしくは犯人グループのひとりがハルカナの社員だと分かり、温人と阿久津は証拠を積み重ねていく。

社長室に仕掛けられていた盗聴器。
空っぽの鈴間のロッカー。
鈴間のロッカーから荷物を持ちだした立脇(高橋メアリージュン)。
意味深な立脇と鈴間のやりとり。

見ていると立脇が主犯のように見えるが、それだと動機が見えない。
そんな中、阿久津は立脇に主犯ではないかと迫る。実咲(凛美)の誘拐を知って驚く姿にわざとらしい、と一瞬思ってしまったが、立脇は本当に実咲の誘拐を知らなかった。

温人が5億円を引き出していたことに気がついた立脇。三輪の娘が誘拐された際に温人が用意したお金なわけだが、どういった理由なのか探るために温人の行動を洗い直していた。
その中で、不審な通話履歴を見つける。それは犯人が温人にかけていた電話。さらに、発信元がハルカナ社内、鈴間のパソコンからだと分かる。
(なんで……なんで警察はその調べ方をしなかったの……と思ってしまったけど……)

一連の誘拐事件の犯人が鈴間だと気がついた立脇は、鈴間に会社をやめるように言う。犯人が誰かということより、立脇にとってハルカナの会社を守ることのほうが大事だったのだ。

主犯に迫ることができなかったが、温人は自宅であることに気がつく。持っていた盗聴器発見機が自宅内で反応したのだ。リビングに仕掛けられていた盗聴器。盗聴器のチェックは東堂(濱田岳)がしていたはずなのに……。

そこから温人は犯人にたどり着く。

 
いつも未知留(多部未華子)は娘の友果(大島美憂)を塾まで車で送っていた。が誘拐された日は、ふたりはケンカをし、友果は歩いて塾に向かい、そこを狙われたのだ。
たまたま、ではなく、ふたりのケンカを把握していて誘拐を実行した。さらに、温人がやりとりしていたゲームのアカウント名は「haruto1212」。12月12日は東堂夫婦の結婚記念日。さらに、結婚式の記念写真には鈴間の姿も写っていた。誘拐した犯人は東堂――。
(若干、根拠として弱い気もするが)ここに来て身近な人間が犯人だったと発覚。
自分の娘・心春(野澤しおり)の誘拐事件のヒントを見つけるためなのかもしれないが、やり方が……。そもそも友果の誘拐事件について本も出していたし。

温人と未知留、東堂、三輪(賀来賢人)の友情も心配だが、そんな大人たちを見ている友果が人間不信にならないか少々心配である。



※この記事は「マイファミリー」の各話を1つにまとめたものです。

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