<トリリオンゲーム>最終回までの全話の解説/考察/感想まとめ【※ネタバレあり】
第4話ストーリー&レビュー
第4話のストーリー
▶︎「トリリオンゲーム」画像をすべて見るドラゴンバンク社がAIオンラインショップ「ヨリヌキ」をパクって大々的に「花ヴィーナス」を始めたことで、蜜園フラワーの売り上げは激減し、窮地に追いやられる。蜜園(余貴美子)を心配するガク(佐野勇斗)と凜々(福本莉子)だったが、これ以上蜜園フラワーを助けられる術はなく、祁答院(吉川晃司)からも、これがビジネスだと諭される。
ハル(目黒蓮)は次なるプランとして、ソシャゲ(ソーシャルゲーム)参入をガクと凜々に提案する。早速、大手ゲーム会社を買収しようと動くが、まったく相手にされない。そんな中、ハルはゲーム会社「SAKUSAKULAB」の社長・桜(原嘉孝)の心を掴み、「SAKUSAKULAB」の社員たちとゲーム開発に乗り出すことに。さらに、家賃300万円の新しいオフィスまで借りてしまう。
そして、ドラゴンバンク社の大人気ゲーム「ドラ娘」の開発プロデューサーを引き抜く計画も立てるが・・・。
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第4話のレビュー
ハル(目黒蓮)・ガク(佐野勇斗)・凜々(福本莉子)たちトリリオンゲームが力を合わせて売り上げを達成したAIオンラインショップ「ヨリヌキ」は、ドラゴンバンクにパクられてしまう。売り上げは激減し、トリリオンゲームと手を組むことに決めた蜜園フラワーの経営は窮地に追いやられ、どうにもできない状態になってしまった。”はらめぐ”コンビの共演に感涙
ハルが次に目をつけたのはソシャゲ(ソーシャルゲーム)。ゲーム会社のゲームとクリエイターを丸ごと買収しようと考えた。だが当然そんな条件を受け入れる会社はなかなかおらず、ほとんどが門前払い。ようやく、小さなゲーム会社「SAKUSAKULAB」の社長・桜(原嘉孝)の心をつかみ、一緒にゲーム作りをすることに。まぁ、ハルお得意のハッタリなのだが、ピュアな桜は「俺にはわかる。ハルの目は噓つきの目じゃなかった」と会社をたたんできてしまったのだ。責任を感じるガクであった……。さらにドラゴンバンクの大人気ゲーム「ドラ娘」の開発プロデューサー・堀本を引き抜こうとたくらむハル。ゲームを愛しすぎるあまりこだわりの強い桜が一時離脱してしまうなど、一筋縄ではいかなかったが、何とか投資家たちを集めたパーティーにギリギリ堀本を連れてくることができ、さらに蜜園社長(余貴美子)がサクラとなったおかげで20億の調達に成功。桜は涙して喜び、その後もハルたちにお礼を言うのだった。
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— 金曜ドラマ『トリリオンゲーム』【公式】 (@trillion_tbs) August 4, 2023
桜役の原は、ハルを演じる目黒と縁の深い人物だ。目黒と原はジャニーズのオーディション時から一緒の同期で、目黒がSnow Man加入時に所属していた「宇宙Six」というジャニーズJr.内ユニットでも一緒に活動していたのだ。はじめは掛け持ちで活動したものの、後にSnow Manに専念することを決めた目黒を、メンバーは快く送り出してくれたという。原が「お前ならいけると思ってたよ」と声をかけてくれたという話は、ファンなら耳にしたことがある方も多いだろう。
そんな二人がそれぞれの演技の場で努力した結果、目黒のドラマ初単独主演作品で共演できたことにグッときてしまった。しかも、桜役は原にすごくハマっている。
それはそうと、このツーショットの絵面が強すぎる。
ハルへの感謝を口にし、桜を説得したガク
一度離脱しかけた桜を説得したのはガクだった。一見自信満々に見えるが、挫折もたくさん経験している桜は、ヒットするゲームを作れない自分が世界の堀本と一緒にやれる自信もなく「俺なんか、結局何もできねぇんだよ」とうつむく。
桜の本心に触れたガクは、自分は何もできない人間だと思っていたけど、ハルに出会ったことで人生が大きく変わったこと、仕事ができていろいろなことを経験し、一緒に働く仲間もできたことを語る。「桜さんにもいるじゃないですが、僕にとってのハルくんのような仲間(会社をやめずについてきてくれたメンバーたち)が」と言われ、桜は涙してトリリオンゲームに戻ったのだった。
ハルの真っ暗な目。本当の目的は……
みんなで記念写真を撮り、先に決起集会に向かった桜たち。ハルと二人でオフィスに残ったガクは、衝撃の事実を知る。実は世界の堀本など存在しなかったのだ。全てはハルの自作自演。ドラゴンバンクがクリエイターの情報を非公開にしていることを逆手にとったハッタリで、買い取ったSNSアカウントやフリーライターに書かせたネット記事で堀本の存在をでっちあげ、パーティー会場では売れない役者(岩崎う大)に堀本を演じてもらったのだった。そのことを告げた後のハルの顔からは笑いが消え、目が真っ暗なその表情にゾクゾクした。怖い。これまで「目黒蓮がとんでもなくはっちゃけた陽キャを演じている」印象だったが、それどころではなさそうだ……。ハルは、自分たちがやっとの思いで開発したサービスをドラゴンバンクにパクられたことを怒っていたのだ。
ハルの狙いは、メディア帝国をつくること。自分たちがメディアの力を得ることで、大きな力につぶされずにすむという考えだ。ソシャゲは20億を集めるためのダミー、制作はするし給料も払うから文句ないだろうと言うのだ。
桜たちの純粋な想いを踏みにじる気がしてしまうガクは後ろめたさをおぼえ、落ち込む。このことが、ハルとガクの仲を引き裂いてしまうのだろうか……。祁答院(吉川晃司)にも意外な過去がありそうだし、事故を起こしたような描写もあるし、次週からの展開が気になる。
今週のキリカ様
レビューでは触れられなかったが、今週のキリカ様(今田美桜)のお洋服もうるわしかったので写真で紹介したい。蝶々がたくさんついた水玉模様のシャツ。
お父様とお食事の際のフォーマルな姿もすてき。
※この記事は「トリリオンゲーム」の各話を1つにまとめたものです。
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©TBS/撮影:高橋裕子