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2023年08月20日

<どうする家康・秀吉天下人編 >29話~39話までの解説/考察/感想まとめ【※ネタバレあり】

<どうする家康・秀吉天下人編 >29話~39話までの解説/考察/感想まとめ【※ネタバレあり】

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2023年1月8日放送スタートしたNHK大河ドラマ「どうする家康」。

古沢良太が脚本を手がける本作は、弱小国の主として生まれた徳川家康が乱世を生きる姿を描いた波乱万丈エンターテイメント。大河ドラマ初主演となる松本潤が従来のイメージとは異なる「ナイーブで頼りないプリンス」の家康に扮する。

CINEMAS+では毎話公式ライターが感想を記しているが、本記事では、本能寺の変後、豊臣秀吉(ムロツヨシ)が天下人となっていく29話~39話までの記事を集約。1記事で複数話の感想を読むことができる。

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もくじ

・第29話ストーリー&レビュー

・第30話ストーリー&レビュー

・第31話ストーリー&レビュー

・第32話ストーリー&レビュー

・第33話ストーリー&レビュー

・第34話ストーリー&レビュー

・第35話ストーリー&レビュー

・第36話ストーリー&レビュー

・第37話ストーリー&レビュー

・第38話ストーリー&レビュー

・第39話ストーリー&レビュー

第29話ストーリー&レビュー

第29話のストーリー

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信長、死す――。衝撃的な知らせが世を駆け巡る中、光秀(酒向芳)の命令で、家康(松本潤)は、浪人から村人まであらゆる者から命をつけ狙われることに。岡崎へ帰還すべく、家臣団と共に逃亡する家康に、半蔵(山田孝之)は、服部党の故郷である伊賀を抜けるべきだと進言する。光秀の追手を欺くため、忠次(大森南朋)らと別れた家康は、伊賀の難所を超えて、一路岡崎を目指すが、道中で謎の伊賀者たちに襲われてしまう!

第29話のレビュー

もしかして、武士たるもの「どうする?」と聞かれる前に行動しなければならないんじゃなかろうか。

信長が死に、家康(松本潤)は光秀(酒向芳)によって命を狙われる立場に。
堺から岡崎までの道のり、約250km。家康は家臣たちと共にその道をひた走ることになる。


険しい帰路、服部半蔵(山田孝之)は伊賀を抜ける提案をする。伊賀は服部党の故郷。安全だと踏むわけだが……。

伊賀越えと言えば、家康の人生を語る上では欠かせない出来事だ。三河一向一揆、三方ヶ原の戦い、そしてこの伊賀越えだ。

伊賀越えの手前で身を寄せた小川城。ここには甲賀忍者の多羅尾光俊(きたろう)がいる。家康らは警戒しているが、多羅尾は大歓迎。
さらに伊賀越えは危険だと言い、別のルートを提示。護衛までしてくれると言う。

が、家康は疑心暗鬼だ。半蔵に意見を求めると「親切すぎる」との回答。
半蔵の言葉に従い、家康らは伊賀越えを決断するが、これが裏目に出る。伊賀者たちに捕まってしまう。
半蔵よ……活躍している感じはあるのだけれど、ちょっと締まらない。


信長にひどい目に遭わされていた伊賀者たちにとって、信長が討たれたことは朗報。
伊賀の頭領・百地丹波(嶋田久作)は家康の首を明智に届けると言う。絶体絶命の大ピンチ。
そこに姿を現したのは、本多正信(松山ケンイチ)だった。伊賀の軍師として身を置いていたのだ。

三河一向一揆以来の再会。正信は「家康を恨んでいる」「首を斬ってしまえ」と煽るが、その一方で「信長が生き延びているという噂がある」とも言う。
首が見つかっていない以上、死んだとは言い切れない。もし生きていれば、明智は討たれる。
そこに信長の弟分とも言える家康の首が届いたとしたら?
いやいや、そんなことを言っても信長は死んでいるに決まっている。さあ家康を殺してしまえ、まあ信長の首は見つかってないけどな……と押したり引いたり、伊賀者を揺さぶる。

そして家康は言う。

首が見つかっていない以上、信長の家臣たちは様子を伺う。いま、明智に味方する者はいない、と。そして、自分が明智を討ち、伊賀者たちの恩に応えようと約束する。

かくして、本多正信のイカサマに加えて、家康が懐の深さを見せ、無事に伊賀越えに成功したのである。
松山ケンイチのなめらかな喋りには圧巻だった。


無事に岡崎に到着した家康。明智を討つことを誓うが、すでに動いていた者がいる。

豊臣秀吉(ムロツヨシ)だ。

秀吉は、家康が信長を討つと踏んでおり、その心づもりをしていた。家康とは見ていた未来が違う。相手が変わっただけで、やることは変わっていないのだ。速やかに明智を討ち取って見せた。
またしても、家康は先を越された。
 

ここからは、家康の前には秀吉が立ちはだかることになる。
家康にとって、信長よりもよっぽど厄介な相手になるに違いない秀吉。
笑わない目が家康を捉えて離さない。

※この記事は「どうする家康」の各話を1つにまとめたものです。

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