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2021年04月06日

ドラマ「 でっけぇ風呂場で待ってます」全10話のあらすじ&感想|鵬の湯よ、永遠に! スピンオフは「愛のプレス機」をぜひ!

ドラマ「 でっけぇ風呂場で待ってます」全10話のあらすじ&感想|鵬の湯よ、永遠に! スピンオフは「愛のプレス機」をぜひ!


第3話あらすじと感想

第3話あらすじ



『鵬 (おおとり) の湯』の忘れ物を整理している松見 (北山宏光)、梅ヶ丘 (佐藤勝利)、瀧 (長谷川忍)。しかし、モノを捨てられない松見のせいで一向に進む気配がない。

そんな中、銭湯に入りに来た小説家の鳥羽 (岡部大 )、竹ノ森 (戸塚純貴 ) とその手下 (秋山寛貴)、さらにはリサイクル業者 (菊田竜大)も巻き込み、壮大な忘れ物のSHOW TIMEが開幕!

第3話感想

今回のテーマは、鵬の湯に積もり積もった忘れ物。捨てるとなったときに、「思い出の大切な品かもしれない」と言い出したのは松見。空のペットボトルにまで「一応とっとけ」とこだわりだし、忘れ物にまつわるドラマを演じ始めて、なぜか甲子園を目指す球児たちの物語が繰り広げられることに。

捨てられない松見とそれに感情移入する梅ヶ丘に、「考えすぎ」とドライにつっこんで捨てるように促すのは瀧さん。おそらく瀧さんの考え方が常識的で現実的といえるでしょう。しかし、今回は、忘れ物の中にお客さんの大切な思い出の品が本当に見つかり、松見のこだわりに軍配が上がった。長く続いている銭湯には、お客さんたちの思い出もたくさん生き続けている。そんな温かみのあるメッセージがドラマから伝わってきましたね。

そして、今回はとにかく梅ヶ丘が泣いた!松見のドラマに感情移入して泣き、高校球児になりきって泣き、とりあえず、彼はかなり感情の起伏が激しいようです。とはいえ、最後に忘れ物を回収にきたリサイクル業者を前に「いらないものなんかない」と泣きじゃくる姿からは、彼の優しさが十分伝わってきました。

第3話の脚本を担当したハナコの秋山さん。ハナコも揃ってゲストで登場し、秋山さんは、トランペットを吹く青年・田辺を、菊田さんはわりと失礼な言葉を吐くリサイクル業者・島村を演じて物語の程よいスパイスに。そして、岡部さんは、物語のキーマンである小説家・鳥羽を演じつつランプの魔人に強豪バッタ―に扮して大活躍! コントやドラマで高く評価されている演技力をいかんなく発揮してくれました。

次回の脚本は空気階段・水川かたまりさん。稀代のクズ芸人として知られる空気階段・鈴木もぐらさんが出演し、どんな形で鵬の湯を翻弄してくれるかが楽しみです。

最後に今週の端本さん。今回は忘れ物のバッグやイヤリングにはしゃぐかわいらしさを披露しましたが、そんな彼女の地雷を踏みかけたのは梅ヶ丘。乙女心を踏みにじらないようくれぐれも気を付けてほしいものです。そして、ドラマのラストの甲子園ドラマ、彼女がテニスラケットで打ち返した球は果たしてどうなったんでしょうね…?

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(C)NTV・JStorm

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