ドラマ「 でっけぇ風呂場で待ってます」全10話のあらすじ&感想|鵬の湯よ、永遠に! スピンオフは「愛のプレス機」をぜひ!
第5話あらすじと感想
第5話あらすじ
丑三つ時。鵬(おおとり)の湯。大きな物影とバシャーンというお湯を浴びる怪しげな物音が…。
そして、2月14日、バレンタインデー。髪型や服装を変えて色気付いている松見(北山宏光)と梅ヶ丘(佐藤勝利)と瀧(長谷川忍)。松見と梅ヶ丘は端本(平田敦子)の旦那・ケンイチ(野間口徹)の代わりに女子校の牛乳配達に行って以来、大モテの様子。
まいど様(じろう)が大量のチョコレートを運んでくる。すべて松見と梅ヶ丘宛のチョコレートで瀧には一つもない。
そんな中、深夜に鵬の湯の近くを通った塹江(賀屋壮也)が妙な物音を聞いたと騒ぎ出し、みんなで真相究明に乗り出す!
第5話感想
祝、端本さんの旦那初登場!
次世代バイプレーヤーとして知られる実力派・野間口徹さん演じる端本さんのご亭主・ケンイチさん。奥様に比べて存在感は薄いですが、とても優しくて素敵な旦那様。そして、なにげに今回のキーマンでした。
バレンタインの鵬の湯。松見と梅ヶ丘には宅配便で大量にチョコが届きますが、一方、瀧さんには一つもなし。気落ちして無言で姿を消していく瀧さんの背中は、なんとも大きくて切なかったです…
失意の瀧さんに、ケンイチさんは慰めの言葉をかけ、松見と梅ヶ丘に自分や瀧さんのような「のり弁族」(のり弁みたいな顔をしているってことらしい)が、バレンタインにいかに空しい思いをしているかを話します。チョコをもらっている友人に気を遣われないために、のり弁族が身に着けるおどけたリアクションをいくつも披露するケンイチさん。チョコをもらえない男子の悲しさがひしひしとリアルに伝わってきました…
だがしかし、バレンタインに浮かれてばかりはいられなかった。鵬の湯に幽霊が出る?というまさかの事件発覚。深夜にザッバーンだかバッシャーンだかの音が聞こえると知り、ほっておくわけにはいかず、捜査に乗り出す松見たち。
しかし…銭湯に現れた幽霊の正体は、なんと瀧さん!
バッシャーン・ザッバーンの音は、チョコレートをお湯にかけていたもの。松見と梅ヶ丘にばかりチョコが来るのが悔しくて、よなよな二人に届いたチョコを大浴場で溶かしていたという瀧さん。
いや、瀧さん、チョコもらえなくて悲しいのはわかるけど、やってることはけっこうタチ悪いよ?
しかし、そんな瀧さんに最後までケンイチさんは優しかった。「俺たちのり弁族にも、真実の愛は必ず存在している」と悟し、「愛しているんだ」と自分の妻を振り返る。本当にいい旦那様です。
ケンイチさん、ぜひこれからもちょくちょく登場してほしいですね。
最後に、今週の端本さん。
乙女ですから、もちろんバレンタインもぬかりない。松見と梅ヶ丘にちゃんとチョコを用意していた(松見には雑に投げつけたけど)。そして、旦那様にもチョコを渡すのですが、それは松見と梅ヶ丘に届いたものを「食べきれないから」とおすそ分けしてもらったやつ。
受け取ったケンイチさんは、どんな感情なのかなんとも言い難い表情をしていましたが、これもまた愛ですよね。きっと…
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