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2021年04月06日

ドラマ「 でっけぇ風呂場で待ってます」全10話のあらすじ&感想|鵬の湯よ、永遠に! スピンオフは「愛のプレス機」をぜひ!

ドラマ「 でっけぇ風呂場で待ってます」全10話のあらすじ&感想|鵬の湯よ、永遠に! スピンオフは「愛のプレス機」をぜひ!


第4話あらすじと感想

第4話あらすじ


松見(北山宏光 ) が住まわせている外国人留学生のマニー(鈴木もぐら ) の故郷のお祝いだという日が続き、
連日賑やかな「鵬 (おおとり ) の湯』。

マニーに甘すぎる、松見や瀧(長谷川忍)に不満を募らせていた梅ヶ丘(佐藤勝利)だったが、ある日、大切にして
いたコマがなくなった!  マニーを疑う梅ヶ丘。そこに、高級寿司を届けにきた配達員 (水川かたまり) が放ったあ
る一言をきっかけにとんでもない事実が発覚する!

一方、梅ヶ丘の辛い過去もわかり…。

第4話感想

今回のメインゲストは、空気階段・鈴木もぐらさんが演じる、鵬の湯に住みつく謎の外国人・マニー。

この男、どこからどう見てもうさんくささしかありません。たどたどしい日本語でしおらしい笑顔を見せながらも、高価な寿司の出前をねだったり銭湯の湯加減に文句をつけたりと、やってることは相当ずうずうしい。しかし、梅ヶ丘以外みんなマニーを甘やかし、特に瀧さんはマニーにマフラーを編み、ケーキまで作る入れ込みよう。あんたは乙女か?と思わずツッコミ入れずにいられませんでしたね。マニーから「マブ」と言われて本当に嬉しそうだった瀧さん。これまであまり友達に恵まれてこなかったんでしょうか…?

とはいえ、悪いことは続かない。お寿司の出前を運んできた配達員は、なんとマニーの高校の同級生。そう、彼は外国人ではなく日本人だった。しかも、働きたくないから他人の家に住もうと企てただいぶひどいクズでした。

しかし、だまされていたとわかっても、鵬の湯の二人は優しかった。嘘をつくことは誰にでもあるから、いいことも悪いことも一日の最後に銭湯で洗い流せばいい…とマニーに促す松見。そして、誰よりも疑っていたのに、マニーを庇ってあえて嘘をつく梅ヶ丘。それぞれの形でマニーを許して旅立ちを見送るシーンには、ほっこりと心にしみる余韻がありました。二人ともいい男だ――。

今回の脚本担当は、空気階段の水川かたまりさんですが、相方・もぐらさんの活かし方をさすがよくわかっていた。うさんくさくて嘘つきだけどどこか憎めないマニーは、稀代のクズ芸人といわれながらもその愛嬌とかわいらしさで愛されているもぐらさんとよくリンクしたぴったりのはまり役。風呂桶でボーリングしたりコマを回したり、いい音で牛乳を飲んだり、たどたどしい日本語かと思ったら正体がばれたらそれはそれで変なしゃべり方だったり、そして、最後になんともしんみりした味のある表情も見せて、ある意味“鈴木もぐら無双”ともいえるほど、もぐらさんの魅力全開のお話でした。

そして、水川さん自身は、寿司屋の配達員役で登場しましたが、第1話に出てきたあの人とそっくりなイラつく喋り方。「ここの町内、こんな人ばっかりなの?」と思ったら、案の定、お兄さんがいるのだそう。お兄さんらしき人は次回再び登場予定なので、弟がいるかどうかをぜひ明らかにしてほしいですね。

最後に今週の端本さん。ただ、今回は、前述した通り、乙女だったのはむしろ瀧さんで、端本さんはマニーに優しく接する、どちらかというと母性を感じさせる役回りでした。マニーから「ババア」と連呼されても温かい態度のまま。ただし、他の誰かが言ったらおそらくそうはいかないでしょうね…。

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(C)NTV・JStorm

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