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2021年06月15日

「イチケイのカラス」最終話までのネタバレ感想|劇中の佐々木蔵之介の台詞「入間みちお、またいつか会うことになるかも」が続編を期待させる最終回だった!

「イチケイのカラス」最終話までのネタバレ感想|劇中の佐々木蔵之介の台詞「入間みちお、またいつか会うことになるかも」が続編を期待させる最終回だった!



第7話あらすじ&感想

第7話あらすじ



弁護士時代のみちお(竹野内豊)が最後に担当した12年前の東丸電機殺人事件。東丸電機の研究部主任だった被告人の仁科壮介(窪塚俊介)は、被害者である同社の経営戦略部部長・布施元治(中野剛)から研究部門の解体および製造部門への異動を命じられたことが原因で彼と度々トラブルを起こした挙句に撲殺した罪で、無期懲役を言い渡されていた。だが仁科は、判決後も無罪を主張し続け、獄中で命を絶ってしまう。仁科は、事件現場から逃げていく男を目撃したと主張していた。その男こそ、イチケイが扱った窃盗事件の被害者で、国税庁OBの志摩総一郎(羽場裕一)だった。この窃盗事件がきっかけで、志摩が所長を務めるオメガ会計事務所が、東丸電機を含む大手企業数社の脱税に関与していた疑いが浮上していた。

坂間(黒木華)は、仁科の妹・由貴(臼田あさ美)を訪ね、再審請求をすれば12年前の事件の真相を明らかに出来ると説得するが、断られてしまう。そんな坂間と入れ違いで由貴を訪ねたのが、みちおの元同僚でもある弁護士・青山(板谷由夏)だった。ふたりの説得が功を奏し、再審請求を決意する由貴。弁護人を務めることになった青山は、ただちに会見を開き、今回の再審請求について公開での審理を求めた。

再審を認める判決を受け、次長検事の中森(矢島健一)と検察官の小宮山(テイ龍進)は、期限の3日以内に「即時抗告申立書」を出すよう、城島(升毅)と井出(山崎育三郎)に命じる。「開かずの扉」と言われる再審請求――その扉は今回も開かないものと思われたが……。

第7話の感想:最終回と錯覚するほどの展開に!12年前の事件解決に向けて“開かずの扉”が開いた!
 

ある機関が調べた「ドラマ満足度ランキング」。
「イチケイのカラス」は、開始直後からほぼ上位を独走。
この結果には、納得だ。

やっぱり面白いものは面白い。
選ばれし出演者、興味深い脚本、映画音楽さながらの主題歌と効果音。
満足度が高い理由はよくわかる。

第7話では、12年前の東丸電機殺人事件が解決に向けて大きく展開した。

入間みちお(竹野内豊)、坂間千鶴(黒木華)らイチケイ、検事らのファインプレーによって「再審請求」という名の“開かずの扉”が開いたのだ。

そして、入間の長年の天敵、判事の日高亜紀(草刈民代)と法廷で対峙するシーンは、圧巻だった。
敗北したかと思ったイチケイだったが、日高の告白により真犯人が確定。
日高は責任をとって、職を辞したのだった。

第6話での事件がきっかけとなり、第7話にスムーズに移行し、
そこから事件が解決。

視聴者の「つっこみどころ」はなに一つなく、きれいにストーリーを展開してくれるので
満足度が高いのは納得だ。

主役の裁判官、入間みちおに「イラッ」とさせられそうなものの、
そこは竹野内豊が演じているからだろうか、まったくそんな気持ちにならないのも不思議。

同僚のエリート裁判官、千鶴を演じる黒木華も存在感がある。
地味だけれど、一本筋が通った千鶴という役は、もはや黒木しかいない。
黒木がはにかみながら長崎弁を話すシーンも好きだ。

事件解決と共に日高が姿を消したものの、入間と千鶴の戦いはまだまだこれから。
まだ姿を現していない「さらなる上の存在」と、どうやって戦っていくのだろうか。

最終回に向けてさらに期待をしてしまう。


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(c)フジテレビ

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