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2021年06月15日

「イチケイのカラス」最終話までのネタバレ感想|劇中の佐々木蔵之介の台詞「入間みちお、またいつか会うことになるかも」が続編を期待させる最終回だった!

「イチケイのカラス」最終話までのネタバレ感想|劇中の佐々木蔵之介の台詞「入間みちお、またいつか会うことになるかも」が続編を期待させる最終回だった!



第9話あらすじ&感想

第9話あらすじ



みちお(竹野内豊)や坂間(黒木華)たち“イチケイ”が扱うことになった「世田谷家政婦殺人事件」が、裁判員裁判で審理されることになった。書記官の川添(中村梅雀)を中心にさっそく裁判員の選任手続きが行われ、その結果、塾講師の大前正一(山崎銀之丞)、結婚相談所勤務の落合清美(池津祥子)、土木作業員の田部公平(山口森広)、主婦の立原理沙子(太田順子)、証券マンの西園寺勝則(永田崇人)、大学生の小中渚(羽瀬川なぎ)の6名が選ばれる。補充裁判員として選ばれたのは、派遣社員の新村早苗(行平あい佳)、「みちおを見守る会」メンバーでもある自由業の富樫浩二(明樂哲典)だった。

事件の被告人は高見梓(春木みさよ)、被害者は桐島優香(八木さおり)。梓は家政婦として桐島家で働いていたが、ある時、柵が破損していることを知りながら3階のバルコニーで優香と争い、突き飛ばして転落させたという。梓は、転落後もまだ息があった優香をそのまま放置。たまたまやってきて異変に気づいた配達員が救急車を呼んだが、優香は命を落としていた。また優香は、梓に多額の遺産を残すことを1年前に弁護士に書面で伝えていたという。

優香の娘・希美(松風理咲)も見守る中で行われた第1回公判で、梓は、自分は殺していない、あれは事故だと主張。遺産の件も知らないと証言する。実は梓は、5年前に火災事故で夫と娘を亡くし、譲り受けた夫の会社を売却して多額の資産を得ており……。

第9話の感想:入間と千鶴は恋愛に発展するのか?緊迫した裁判シーンも見応え有りの第9話

裁判員裁判—
聞き馴染みのある言葉とはなったが、大半の人が経験ないだろう。

第9話は、世田谷で発生した「家政婦殺人事件」を裁判員裁判で審理されることになった。
非常にデリケートな題材ではあったが、竹野内豊が演じる入間みちおら、イチケイのメンバーが選任された6名を判決まで導いていった。

今回の事件は、桐島優香(八木さおり)宅で働いていた家政婦の高見梓(春木みさよ)が3階のバルコニーで優香と争い、転落。転落後も意識がある優香をすぐには助けず、放置した疑いで梓は逮捕された。優香は配達員によって救急車で運ばれたものの死亡。加害者の梓は「あれは事故だった……」というが。
いったい事件なのか、事故なのか。
人の人生を左右する大事な裁判であった。

これまで裁判員裁判を題材にしたドラマや映画は多く存在するが、“月9”で扱うのは珍しいのではないだろうか。
1時間というドラマの中で、裁判員たちの迷いや葛藤、事件の真相が丁寧に描かれており、非常に興味深い内容であった。
とはいえ、しっかり入間と坂間千鶴(黒木華)のコミカルなやり取りは忘れず、ドラマの筋からは脱線していない。

終盤には、過去の事件の被害者に襲われそうになった千鶴を入間が体を張って救う場面も。
いつもは憎まれ口を叩き合っている2人だが、気落ちしている千鶴の姿を見て入間は優しい笑顔で「ご飯食べに行こうよ」と誘った。
千鶴もこの日は素直に「はい」と応じ、視聴者を温かい気持ちにさせていた。

見応えのある裁判シーンが話題の同ドラマだが、入間と千鶴の恋の行方も気になる。
残り2話。
どんな展開で最終回を迎えるのだろうか。

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(c)フジテレビ

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