「私の夫は冷凍庫に眠っている」全話考察:ふたりに幸あれ。願わくは、殺されませんように。
第2話あらすじ&感想
第2話のあらすじ
如月夏奈(本仮屋ユイカ)が殺したはずの婚約者・佐藤亮(白洲迅)が、なぜか生きている。
だが死体は冷凍庫で凍ったままだ。「殺すだけじゃ足りない」――そう考えた夏奈は、死体の一部を切り刻みミンチ状に。それを生き返った亮に食べさせるという、恐ろしい企てを思いつく。
ところが翌日、亮は人が変わったかのように、職に就くと言い出す。「いい夫になる」という亮の言葉に騙されまいと、夜中に仕込んだあの肉のハンバーグを弁当に詰め、面接に向かおうとする亮に手渡すが…。
亮が出かけた直後、向かいに住む孔雀(斉藤由貴)が「息抜きがしたい」と訪ねてくる。それどころではない夏奈は、家にあげたものの、嫌悪感を露わに。
しかも孔雀の手土産は、半年前、亮と出会った洋菓子店のケーキだった。偶然にもお互い誕生日だったことで急接近したあの日の記憶が、夏奈の脳裏によみがえってきて…。
第2話の感想:殺された亮と生き返った亮は、同一人物なのか?
殺してから冷凍庫に入れた”亮”と、生き返った”亮”は別人なのだろうか?怪しいと思ったポイントを以下に列挙したい。・亮を調べているらしい探偵らしき男が出現した
(元々犯罪かなにかを犯している身で、行方を追われている?)
・夏奈の母親も興信所で亮のことを調べていた
(娘の夫になる人だから、とは別の理由で調べていた可能性あり?)
・向かいのミステリー小説家も、やけに亮を気にかけている
・夏奈がつくったハンバーグをゴミ箱に捨てていた亮の様子がおかしい
(何かに感づいている可能性?)
・冷凍庫のある物置に押し入ろうとする亮の様子がおかしい
(これも、もうひとりの自分が殺されていることを知っている可能性?)
元の”亮”が生き返った、というSF展開かと思っていた。しかし、たとえば”亮”が双子だったとして、片割れが危機を察知し登場した、という展開のほうがしっくりくる気がする。
そう考えると、夏奈と出会ったケーキ屋さんでの一コマも怪しく見えてくる。何かしらの目的があり、最初からそのためだけに、わざと狙って夏奈と出会ったのでは……?そう勘ぐってしまうくらいには、生き返る前の”亮”も、生き返った後の”亮”も、様子がおかしい。
全体的に怪しい人物しかいないドラマだが、夏奈を演じている本仮屋ユイカも、亮を演じる白洲迅も美しくて、ずっと見ていられる。今後ますますミステリー要素が強くなり、サイコパス度合いも強くなってくると思うが、展開が楽しみだ。
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