「私の夫は冷凍庫に眠っている」全話考察:ふたりに幸あれ。願わくは、殺されませんように。
第3話あらすじ&感想
第3話のあらすじ
如月夏奈(本仮屋ユイカ)と佐藤亮(白洲迅)の奇妙な生活は、相変わらず続いていた。
だが冷凍庫には間違いなく死体が眠っている――夏奈は仕事の帰りにふと心理カウンセラーの母・木芽(浅田美代子)のオフィスへ。
話をしている最中、冷凍庫が置いてある倉庫の鍵を閉め忘れたことを思い出す。
一方、木芽が依頼した探偵・阿久津誠(おかやまはじめ)は、亮の履歴書を入手。内容を見た木芽は、ある不可解な点に気づく。
第3話の感想
ずっと亮のことを調べていた元・警察官で探偵の男によって、亮は偽名を使ったまったくの別人だと判明した。前科のある半グレ集団のひとりだという。誕生日を偽って夏奈に近づいたのも、何か目的があってのことなのだろう。夏奈が殺した相手は、亮なのか、それとも亮ではないのか? 何かの目的を達成するため、囮のようにして夏奈に近づき、わざと殺されるよう仕向けたのだろうか。結果、ひとりの人間を手にかけた夏奈は下手に身動きがとれなくなってしまった。亮だと偽っている謎の男によって、脅されでもしたらまた前の地獄が戻ってきてしまう。
亮を名乗る謎の男が就職した先の社長だという、ひとりの男性の存在も気になる……。こうやって知り合う以前に、隣のミステリー小説家の自宅でお茶を飲んでいるところを訪問してきた彼だ。どこか事情を知っているような、とはいえ何も知らずに飄々としているような……。亮の会社の社長だという妙な繋がりは、無視してしまうには強すぎる。
殺され、冷凍庫に入れられている亮は何者なのか。亮を名乗る謎の男の正体と、こんなことをする目的は? どうやらこの物語は、ただのミステリーSFではなさそうだ。次回でさらに様々なことが明るみに出るだろう。
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