「私の夫は冷凍庫に眠っている」全話考察:ふたりに幸あれ。願わくは、殺されませんように。
第5話あらすじ&感想
第5話のあらすじ
実は亮は双子で、夏奈が殺した方は10日前に入れ替わった兄・奏だという事が発覚。木芽に刺された亮だったが、大事には至らなかった。一方夏奈は、木芽に奏殺しを告白。木芽は亮に謝るも、「あの子は普通とは違う子」と伝える。
そんな中、唐沢と亮に何やら不穏な動きが。
唐沢から夏奈の両親は、どちらも失踪宣告がなされていると伝えられる亮。「倉庫に眠っている死体の写真を撮れ」と唐沢から支持を受ける亮だが……。
第5話の感想
夏奈とともにいる男は、果たして亮なのか、それとも双子の兄だという奏なのか。夏奈の目には亮に見えているが、母親の木芽や、母親の命を受け亮を調べている男にとっては、まだなんとも言い難い線にいる。このまま信じたい気持ちと、またどこかのタイミングで豹変するのではないかという恐怖に板挟みにされる。たとえ亮ではなく、双子の兄・奏だとしても、彼自身どこか迷っているようだ。夏奈と接し、ともに生活をするうえで少しずつ惹かれ始めたのは本当なのかもしれない。裏で亮(奏?)を操っている唐沢という男とのやり取りから、それが窺い知れる。
そして、夏奈自身の過去も少しずつ判明してきた。木芽が本当の母親でないことはなんとなく分かっていたことだが、実の両親が失踪状態にあるとは……。唐沢の「人ひとり殺しても冷凍庫に隠して平然としてる奴だぞ」といったセリフが思い出される。夏奈が実の両親まで手にかけていたとしたら? その後どんな流れで木芽や孔雀と知り合ったのだろうか?
亮(奏?)は、夏奈をモデルにして書いたという孔雀の小説を読みたがっていた。そこにすべてが書かれているのだろうか。どちらにせよ、物語はあと1話で終わりを迎える。ふたりにとってもっとも幸せな結末とは、いったいどんなものだろう。
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