「恋はDeepに」(恋ぷに)第9話までのネタバレ感想:夢オチみたいな最終回! ひたすら石原さとみや綾野剛を愛でるドラマだった
第3話あらすじ&感想
第3話あらすじ
倫太郎(綾野剛)と心が通じたと思った矢先、マリンリゾートへのホテル誘致が決まったと聞き、動揺する海音(石原さとみ)。そんな中、開発予定地である山の一部に、まだ手に入っていない土地があることが発覚。
土地所有者の雪乃(堀田真由)に、土地を売る気持ちはないと聞き、安心する海音。再び冷たい態度に戻り、海音を戸惑わせる倫太郎だが、海音には倫太郎が海を壊すようなことを本当に望んでいるとも思えず……。そして倫太郎は、何か海にトラウマを抱えている様子で……。
一方、研究室では新しいバイトに榮太郎(渡邊圭祐)が決定!?榮太郎のまっすぐな瞳に、藍花(今田美桜)の気持ちも揺れ動く。テント暮らしの准教授・椎木(水澤紳吾)は海音の経歴が空白であることに気づき、その正体に疑惑の目を向けていて……。
蓮田トラスト社内ではリゾート開発が難航する倫太郎に、兄・光太郎(大谷亮平)が厳しい言葉をぶつける。海音は山の水質を実地調査し、海を守るために、山の自然がいかに大切なのかを倫太郎に説明。それを聞いた倫太郎の行動は……?そして、倫太郎と親密な関係の美女が登場!?それぞれの思惑がぶつかる中、二人の恋が加速する!
第3話の感想
「誰かが誰かを愛おしいと思う気持ちは人種を遥かに超えて世界を変える事ができる」これは「恋はDeepに」主題歌のback number「怪盗」に寄せた綾野剛のコメント。「人種」を超えた愛なんだから、石原さとみは人間じゃないということで決定だろう。ただ、それが「人魚」かどうかはまだわからない。人間の綾野剛と人間じゃない石原さとみのラブストーリーは第3話まで進んだ。
海を守りたい海洋学者の渚海音(石原さとみ)とリゾート開発を進めるデベロッパーの御曹司、蓮田倫太郎(綾野剛)。だけど、倫太郎も海を大切に思っていることがだんだんわかってきた。そこには母親の死が絡んでいるらしく、長兄・光太郎(大谷亮平)との確執もそれが原因だとわかった。
だけど、「海が好きなのか嫌いなのか、きれいにしたいのか汚したいのか」と海音が嘆くように、倫太郎の真意はまだ読み切れない。そのあたりがじれったい。だけど、海音のことは気になっているようで、上着を貸したり、手を握ったりしていた。来週の4話ではキスするらしい。もっと倫太郎の気持ちの変化を促すようなイベントが欲しいところだ。
「恋はDeepに」のテーマは、「経済」と「環境」の対立だと先週書いた。山を守りたかった雪乃(堀田真由)も借金が理由で山を売ってしまう。人間ではない美音には、人間たちの事情はわからない。
「どうしてそんなにお仕事頑張るんですか?」
「え?」
「好きな海をのんびり眺めて、たまにピザ食べて、って生活じゃダメなんですか?」
「俺は、仕事しているときが一番生きてる実感が湧く」
これは海音と倫太郎の会話。美音の言うのんびりした生活に憧れるが、倫太郎の言っていることもわかる。ドラマはどのような結論を出していくのだろう?
そういえば、公式サイトには「史上最強のラブコメ」と書いてあったが、笑いどころがあまりないところが気になる。ストーリーやキャラクターがOPの音楽のようにハネない。3話のOPの入り方はものすごい違和感があった。
綾野剛をもうちょっと動かしてもらいたい。御曹司だから車移動はわかるけど、もっと走ったり転んだり落ちたりしてほしい。動きがないと、よっぽど秀逸な会話がないかぎり、コメディにはなりづらい。亀をひょいと持ち上げる石原さとみは素敵だったので、もっともっと海の生き物と戯れてほしい。
→目次へ戻る
無料メールマガジン会員に登録すると、
続きをお読みいただけます。
無料のメールマガジン会員に登録すると、
すべての記事が制限なく閲覧でき、記事の保存機能などがご利用いただけます。
(C)日本テレビ