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2021年06月29日

「探偵☆星鴨」第10話までのネタバレ感想:「タワシ殺人事件」ついに解決!星鴨、唐戸、捜田刑事よ、ありがとう

「探偵☆星鴨」第10話までのネタバレ感想:「タワシ殺人事件」ついに解決!星鴨、唐戸、捜田刑事よ、ありがとう



第9話あらすじ&感想

第9話あらすじ



星(有岡大貴)は捜田刑事(岡田義徳)から、ついに念願の殺人事件の依頼を受けることになった!唐戸(片山友希)も「すごい!」と喜ぶが、重要参考人は星の師匠・ジョー (堀部圭亮)で、師匠を追い込むことになる可能性も…。さっそく「タワシ殺人事件捜査本部」の張り紙を星の探偵事務所に掲げる捜田。だが一向にほかの刑事たちの気配がない。

捜田によると、刑事はみんな新しい担当刑事の横入(竹田光稀)の方に行ってしまい、ついて来たのはいつもの制服警察官二人だけ。「騙された!僕も横入派に!」と星と捜田が押し問答していると、嫌味たっぷりに横入が現れ、再び事件解決に向けて結束する星と捜田。事務所で事件の経緯を整理し、「現場百遍!」と探偵・黒谷(森廉)が殺されていた現場に向かう星たち。

事件現場に残されていたタワシと赤いヒールの謎とは!? 赤いヒールの持ち主を探るため、聞き込みに走る星と捜田。一方、唐戸のいるリサイクルショップには、星を訪ねて、ある男が姿を現し…!? 黒谷を殺したのは本当にジョーなのか!?ついに師匠・ジョーと対峙する星!! 星は殺人犯の秘密を暴き、事件の謎を解くことが出来るのか!? いよいよタワシ殺人事件の謎が紐解かれ、まさかのクライマックスへ!?


第9話の感想:探偵星鴨と捜田刑事 がようやくバディに!「タワシ殺人事件」の犯人は一体…?

ついに探偵星鴨と捜田刑事が「タワシ殺人事件」の捜査に乗り出す!

…のはいいのだけれど、捜田刑事が掲げた「捜査本部」の貼り紙は「こっちが本当の!」の吹き出しつき。聞けば、他の刑事はみな横入刑事のほうに行ってしまったという。

「だまされた!」と怒り、自分も横入派になろうとする星だったが、そこに横入刑事本人が登場。星と捜田に「思いこみが強いだけの刑事とちっぽけな依頼しかやったことのない探偵」と強烈な嫌味(ただし、事実は事実)を放つ。そのため、星は態度を一気に翻し、「僕、誰がなんといおうと捜田派です!」と捜田刑事の手をがっちり握る。この単純さはどうよ…と思わなくもないが、ただ、横入刑事は実際「絵に描いたような嫌な奴」(by唐戸)だったので、捜田を選んだのは正解だといえる。

結束を固めたところで、改めて事件の捜査を始める星たち。ただ、ここで早くも暗雲がたちこめる。恩師が人を殺したと認めたくない星は、ジョーが犯人の説を捨てない捜田とつかみあいの喧嘩になりかけてしまう。

尊敬する先生が殺人犯だなんて信じられない…という星の気持ちは痛いほどよくわかった。ただ、事実がすべて明らかになっていない以上、ジョーが無実と結論づけるのはさすがに早すぎる。「探偵がそんな先入観をもっていたらやっていけない」という捜田刑事のほうが正論は正論。星も内心はそれをわかっていたと思う。

喧嘩した後、公園の遊具の中で頭を冷やす星。そんな星に捜田刑事は優しかった。ジョーがやったとは思えない、自分が解決して証明する…という星に、「君がそう信じるなら俺は別にかまわんよ。俺は俺で星くんを信じるだけだ」と彼は答える。

この場面、星と捜田がようやくバディになったことを表す瞬間だと感じた。

第1話からしょうもない小競り合いを繰り返してきた二人。しかし、その間にはいつしか友情が生まれていた。星に信頼を寄せる捜田の言葉は、とても温かくて感動的だった。捜田刑事、最初のころこそポンコツぶりばかり目立ったけれど、本当にいい人だと思う。

ただ、その後の現場捜査でも星はふるわない。一番星を輝かせようとしたものの思わず目を閉じてしまう。ジョーが殺したという真実を見たくない不安がまだ残っているようだった。

そして、事件の証拠品であるハイヒールの持ち主を探そう…と調査を始める星と捜田。その最中に探偵ジョー本人が星のお店に現れるが、すぐ横入刑事に連行されてしまう。

唐戸の知らせを受けて警察へ走る星。捜田刑事の助けを借りて、彼はようやく師匠と対峙する。しかし、そこでわかったのは、ジョーが女装して黒谷に会いに行って争った…ということ。

やはりジョーが犯人なのだろうか? 警察から戻ってきてソファで黙りこむ星を唐戸と捜田は心配する。だが、実は彼は頭を動かしていた。なぜ今になってジョーは姿を現したのか…? 考えを巡らすうちに「見えた!輝く一番星!」がついに光った。

「あれはジョー先生からの依頼だったんですよ」
そう閃いた星は、捜田とともにジョーの実家のある村へ旅立つのだった。

来週はついに最終回。「タワシ殺人事件」の犯人が誰かはまだまだわからないし、解決するために苦しい場面もあるかもしれない。でも、ここまでズッコケながらも必ず事件を解決してきた探偵星鴨。捜田刑事という頼もしい(?)相棒もできたことだし、きっと大丈夫だろう。

探偵ジョーが星に教えた心得は、“探偵は依頼者のために 笑顔のために”。だから、次回はきっと笑ってラストを迎えられるはずだ。


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(C)NTV・J Storm

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