永野芽郁の秘めたる底力:アクションでも存在感を発揮する、日本映画・ドラマ界に欠かせない逸材
力説しておきたい、永野芽郁の「声」の魅力
最後にどうしても力説しておきたいのが、永野芽郁の「声」についてである。
彼女の声は、とても繊細で可愛らしい。細めなのにどこか芯があって、声を聞くだけで永野芽郁だと一発でわかる。楽器ならフルート、音程ならソプラノ、飲み物ならカルピス。彼女がアサヒ飲料のCMに起用されたのは必然としか思えない。キャスティング担当の方がいる方角へ向けて拍手を送りたい。
百聞は一見にしかず、これがアサヒ飲料「カルピス」のCMだ。
最後の「アサヒ飲料」の永野芽郁の声が可愛過ぎて何度でも聞ける。テレビを見ていて同じCMが何度も続くと嫌になってしまう現象があるが、彼女に限ってはそんなことがない。何度でも続けて聞きたくなる。持ち前の演技力あってこその現在の立ち位置だと思うけれど、その声の魅力も確実に一役買っているはずだ。
2021年8月には『キネマの神様』公開、2021年10月には『そして、バトンは渡された』が公開される。すでに主演クラスの役者として揺るがない地位を築いている彼女。さらに役者としてのキャリアを積む方向へ走っていくのか、それとも活動の幅を広げていくのか? 今後も楽しみに見守りたい。
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(文・北村有)
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