映画『99.9』評、松本潤が魅せた「リスタート」
映画『99.9-刑事専門弁護士- THE MOVIE』に向けて
嵐の面々は俳優としても活躍していて、二宮和也の様に受賞歴も多い人もいます。
松本潤はどちらかというと賞レース型より娯楽映画を引っ張る大衆娯楽俳優型俳優なので、方向性が全く違っているのですが、主役型俳優としても娯楽映画の量産に期待したところです。
もちろん大河ドラマがあるので、2年以上は待たされることになると思いますが、40代という俳優として脂が乗ったタイミングで松本潤がどんなエンタメを魅せてくれるかが今から楽しみです。
まずはその前に映画『99.9-刑事専門弁護士- THE MOVIE』ということになるのですが、映画については新キャラクターや新作スペシャルドラマとのつながりもある作品になっており、何よりコメディ要素があるとは言え“謎解きサスペンス”なので、ちょっと触れると即ネタバレになるの言えないところが多くなっています。
それでも、敢えて言えば“「99.9」イズム健在”という部分もあれば、今までになかった展開・描写もあります。
特に、自己流を貫くがゆえに周囲を混乱させ、振り回すことが多かった深山=松本が思わぬ形で逆に翻弄される展開が出てきます。そこは映画版にした新たなスタイルを提示してきて、新鮮に感じました。
年の瀬が迫りに迫った12月30日(木)に公開される『99.9-刑事専門弁護士-THE MOVIE』で2021年の映画締めをしてみてはいかがでしょうか?
(文:村松健太郎)
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