『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』はネタバレ厳禁映画なので、代わりにシリーズを復習してみた!
『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』はネタバレ厳禁映画なので、代わりにシリーズを復習してみた!
21世紀に本格始動する
スパイダーマン映画
Spider-Man(R),Green Goblin(R),the Characters(R)&(C)2002 Marvel characters,Inc. All Rights Reserved.
1980年代以降、ハリウッドはコミック原作ヒーローものの映像化に消極的になっていました。
しかし、そんな中でも『スパイダーマン』映画化の企画は幾度も立ち上がっては消え、最終的にソニー・ピクチャーズが大のコミック・ファンであるサム・ライミを監督に迎えて、2002年『スパイダーマン』を発表。
その好評を得て、2004年に『スパイダーマン2』、2007年『スパイダーマン3』と連打し、それぞれ大ヒットを記録します。
サム・ライミ監督版3部作は、主人公ピーター・パーカーの高校から大学時代を描きながら、ヒーローが戦っていく上での光だけでなく、闇の要素にも大きくスポットを当てていきました。
またスパイダーマンが糸を使って空間をスピーディに移動していくシーンなど、さっそうとしているのと同時にどこかしら暴力的な恐怖感をも与えていくあたりも、やはり『死霊のはらわた』の監督ならではの個性の発露とも思えてなりません。
〈サム・ライミ監督版の主要キャスト〉
●スパイダーマン(ピーター・パーカー)
…トビー・マグワイア
●MJ(メリー・ジェーン・ワトソン)
…キルスティン・ダンスト
●メイ・パーカー(ピーターの伯母)
…ローズマリー・ハリス
●ベン・パーカー(ピーターの伯父)
…クリフ・ロバートソン
●ハリー・オズボーン(ピーターの友人)
…ジェームズ・フランコ
〈主なヴィラン〉
●グリーン・ゴブリン(ノーマン・オズボーン)
…ウィレム・デフォー(第1作)
●ドクター・オクトパス(オットー・オクタビアス)
…アルフレッド・モリーナ(第2作)
●サンドマン(フリント・マルコ)
…トーマス・ヘイデン・チャーチ(第3作)
●ヴェノム
…トファー・グレイス(第3作)
〈犠牲になる人〉
…(悲しくて書けません)
ソニー・ピクチャーズではこの3部作の後も新たに3部作を作り、全6部作を構想していましたが、ライミが4作目を降板したことから企画は白紙に戻り、代わってスタッフ&キャストを一新したリブートとしての『アメイジング・スパイダーマン』(2012)を製作することになりました。
こちらは『(500)日のサマー』(09)で注目されたマーク・ウェブを監督に迎え、サム・ライミ監督版よりも青春映画色を強く打ち出すとともに、両親の死の真相などにも言及しながら悲劇色も高めています。
ただしこのシリーズ、第2作『アメイジング・スパイダーマン2』(14)の北米興行が今ひとつだったことと、2015年にマーベル・コミック原作の実写映画を同一世界観のクロスオーバー作品として扱う「マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)」の中に今後はスパイダーマンもシェアしていくことを発表したことで、第3作の製作は中止となってしまいました。
〈マーク・ウェブ監督版の主要キャスト〉
●スパイダーマン(ピーター・パーカー)
…アンドリュー・ガーフィールド
●グウェン・ステイシー(ピーターの恋人)
…エマ・ストーン
●メイ・パーカー(ピーターの伯母)
…サリー・フィールド
●ベン(ピーターの伯父)
…マーティン・シーン
〈主なヴィラン〉
●リザード(カート・コナーズ博士)
…リス・エヴァンス(第1作)
●エレクトロ(電気技師マックス・ディロン)
…ジェイミー・フォックス(第2作)
●グリーン・ゴブリン(ハリー・オズボーン)
…デイン・デハーン(第2作)
〈犠牲になる人〉
…(あまりにも悲しすぎて書けません)
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