黒木華の魅力を再検証<いい子ちゃんからヤバいヤツまで変貌自在!>


ドラマ「獣になれない私たち」:元カレに寄生し続ける“メンヘラ女子”の代表格


(C)日本テレビ

「逃げるは恥だが役に立つ」「アンナチュラル」など、刑事モノや恋愛モノをベースとしながら社会問題にも訴えかける秀逸な脚本でお馴染み、野木亜紀子が脚本を務める「獣になれない私たち」(18)。

ECサイト制作会社の営業アシスタントとして、日々心をすり減らしながらも全方位に笑顔を振り撒き続ける深海晶(新垣結衣)を中心に巻き起こるヒューマンドラマ。
黒木華は、晶の恋人・花井京谷(田中圭)の自宅に住み着く元カノ・長門朱里を演じた。

私はこの「けもなれ」というドラマがもう大好きで大好きで、野木亜紀子先生バンザイと言わんばかりの最高傑作、何度繰り返し見たかわからない。5tapが実在していたら毎晩通います。


(C)日本テレビ

そして、何回見ても、展開がわかっていても、ムカムカムカムカさせられるのがこの黒木華演じた朱里。
“元カレの自宅に住み着く女”というこの一文だけで充分にヤバさは伝わると思うのだが、4年も居座り続けているあげく、仕事を見つけようともせずネットゲーム三昧な日々、京谷の母が送った宅配便を勝手に開封しネットオークションに出品、さらには晶の勤務先で働き始める……。

ここまで強い執着心、逆に尊敬の域。このパワー、もっと別のところに向けるべきです!!!

幸薄女の印象はそのままに、「なにをしでかすかわからないヤバいヤツ」というイメージも見事に植え付けることとなった本作品。朱里は黒木華以外に考えられないよ、ありがとう。

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