ジブリパークに行ってきた!<発表会徹底レポート>宮崎駿が「吾朗に任せる」と言った理由
工事中のエリアの見学でわかってきたこと
発表会後に、工事中の「青春の丘」「ジブリの大倉庫」への見学をすることができた。現在はほぼ外観しかわからない、素人目にはまだまだ完成には程遠いと思える状態ではあったが、宮崎吾朗によると「外観も中身も一緒に追い込みで製作中」とのことだ。ここから後に掲載する完成予想図へと近づいていく様を想像していただけたら幸いである。
青春の丘~来園者を迎え、導くジブリパークの象徴~
「青春の丘」は『耳をすませば』の舞台をイメージしており、アンティーク家具や時計の修理・販売を行う「地球屋」を再現する。中も作り込まれる予定で、背丈よりも大きいからくり時計や、劇中のキャラクター「バロン」の人形も設置するとのこと。階段を降りていった先にはバイオリンの工房もあるという。また、電話ボックスや掲示板に電話機や貼り紙等を設置した「ロータリー広場」も表現する予定。
さらに、『猫の恩返し』の「猫の事務所」 もあわせて設置される。家具や小物なども猫(ミニチュア)サイズで制作されるという。
宮崎吾朗は、『耳をすませば』および『猫の恩返し』のキャラクター「ムーン(ムタ)」と共に記念撮影をした。後ろに見えるのが、「猫の事務所」である。
さらに『天空の城ラピュタ』『ハウルの動く城』などに出てくる「エレベーター塔」も再現されている。
完成予想図は以下となる。
以下は実際の『耳をすませば』の劇中で登場する「地球屋」だ。この外観や中身をどれだけ再現できるのか、期待したい。
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