<駐在刑事Season3>最終回までの全話の解説/考察/感想まとめ【※ネタバレあり】
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寺島進主演の金曜8時ドラマ「駐在刑事Season3」が2022年1月14日より放送スタート。
元・警視庁捜査一課の刑事だった江波敦史(寺島進)が、持ち前の洞察力で次々と難事件を解決していく大人気シリーズ第3弾。今度はどんな事件に立ち向かっていくのだろうか?
cinemas PLUSでは毎話公式ライターが感想を記しているが、本記事ではそれらの記事を集約。1記事で全話の感想を読むことができる。
もくじ
・第1話ストーリー&レビュー・第2話ストーリー&レビュー
・第3話ストーリー&レビュー
・第4話ストーリー&レビュー
・第5話ストーリー&レビュー
・第6話ストーリー&レビュー
・第7話ストーリー&レビュー
・「駐在刑事Season3」作品情報
第1話ストーリー&レビュー
第1話のストーリー
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奥多摩を舞台に、駐在さんこと江波(寺島進)が事件を解決するさまを描く。ある日、ベンチャー企業の社長・本郷(今井翼)が詐欺罪で指名手配される。本郷は奥多摩に実家があり、今も母・八重子(かたせ梨乃)が一人で暮らしていた。その直後、本郷を告訴した被害者の会代表・安西(中山卓也)が遺体で発見される。
第1話のレビュー
寺島進演じる”駐在さん”、江波が帰ってきた!
加倉井管理官(北村有起哉)、奥多摩専任特別管理官の軽部翔平(佐藤寛太)、山岳ガイドで旅館の若女将・内田遼子(笛木優子)など前シリーズから引き続きのレギュラーキャストに加え、警視庁捜査二課刑事の和泉玲香(藤井美菜)が新たに参加。
記念すべき第1話、起こった事件は「支援金詐欺」と「殺人」である。
ロボット開発に勤しむベンチャー企業「ロボキャスト」の社長・本郷(今井翼)が詐欺容疑で指名手配。そして殺人事件の容疑までかけられてしまう。歩行支援ロボット開発のため、クラウドファンディングで1億円の支援金を集めたものの、一向に開発に踏み切らないことで支援金詐欺とみなされた。
その後、支援金詐欺の被害者会代表・安西が殺害される。行方をくらませた本郷には、詐欺と殺人、両方の容疑がかけられた。
本郷と過去に付き合っていたという遼子。仮小屋作りの天才だったという父にならい、山中に仮小屋をこさえながら身を隠す本郷を見つけた遼子は、なんとか彼の容疑を晴らそうと苦心する。
本郷は父を亡くしており、母・八重子(かたせ梨乃)とも疎遠だった。「奥多摩に住みたい」という父の意向に沿って越してきたものの、父が亡くなった後も山仕事を続けた八重子は、無理がたたって足を怪我してしまう。
本郷が歩行支援ロボットの開発を試みたのも、母親のためだった。
本郷の身柄を拘束するため、動き出す警察。捜査二課から一課に戻ろうと尽力する和泉の働きにより、ギリギリのところまで本郷を追い詰めることに成功した。しかし、足を滑らせた本郷は崖から転落。生死の淵をさまようことに……。
昏睡状態に陥ってしまった本郷が目を覚ますまでに、事件の真相が明らかになっていく。
奥多摩で”駐在さん”として親しまれている江波。その人脈を生かし、町の人たちに話を聞きながら事件解決のヒントを探っていく。その過程で明らかになった、衝撃の事実とは……。
なんと、黒幕は詐欺被害者の副代表・大和田(田山涼成)だった。
彼が裏で手を引き、ロボキャストの岩城専務と財務担当・戸部を使っていたのだ。1億円を騙し取った挙句、すべてのことに気づき始めた代表・安西を殺害。彼らはこれまで、ロボキャスト以外の会社でも支援金詐欺を繰り返していた。
無事に大和田を捕まえることができたが、「ゆっくり次の計画を考える時間ができたわ!」と悪びれる様子もない。彼は今後も、物語に関係してくるのだろうか。
この一件をきっかけに、疎遠になっていた本郷親子は、その関係を修復することができた。本郷にとっては人間不信になってもおかしくない顛末だったが、江波や軽部のユーモラスなやりとりが、このドラマ全体の味をまとめているように感じる。
次回はどんな事件が巻き起こるのだろうか?
※この記事は「駐在刑事Season3」の各話を1つにまとめたものです。
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