「声春っ!」全10話のネタバレ感想|めいこが掴んだ声優という夢。日向坂46らしさ全開の青春ドラマが完結!
2021年4月28日(水)より放送が開始された日向坂46のドラマ「声春っ!」。
日向坂46×声優×青春
“夢”は声にしないと伝わらない、届かないーー。
アイドルグループ日向坂46のメンバーが声優を目指す少女を演じる、笑って泣ける青春ドラマである本作。
本記事では、アイドル関連の執筆を行っている筆者が毎週放送後に感想を記していく。
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もくじ
・第1話あらすじ&感想・第2話あらすじ&感想
・第3話あらすじ&感想
・第4話あらすじ&感想
・第5話あらすじ&感想
・第6話あらすじ&感想
・第7話あらすじ&感想
・第8話あらすじ&感想
・第9話あらすじ&感想
・第10話あらすじ&感想
・「声春っ!」作品情報
第1話あらすじ&感想
第1話のあらすじ:夢の形
うまく喋れないことにコンプレックスを抱える日ノ輪めいこ(佐々木美玲)。
心の拠り所は、ただ一つ。人気漫画家金閣寺炎上が描く、週刊ホップで連載されている大ヒット漫画「涙色戦記」。
そんなある日、「涙色戦記アニメ化、ヒロインオーディション開催」の情報を知る。「金閣寺炎上先生の世界に入りたい!」めいこはその夢を叶えるため、そして自分を変えるために、きらめき声優学園に入学する。
入学初日からトラブルに巻き込まれ、遅刻してしまっためいこは、元気で明るい少女、天道まな(丹生明里)に救われる。その教室にはまな以外にも、個性豊かな少女たちが集まっていた。そんな中、子供の頃からめいこになにかとちょっかいをかける、尼崎あまね(渡邉美穂)も同じ学校へ入学していたことを知る。一気に落ち込むめいこ。
そんな登校初日だったが、月川雪菜(金村美玖)・本田多恵(河田陽菜)・草間愛理(上村ひなの)を中心とする教室の個性豊かな面々が、めいこと同じ学生寮、ドレミ荘のメンバーであったことを知る…。
第1話の感想:青春×声優の 日向坂らしさ全開ドラマだった!
2020年に放送された「DASADA」以来となる日向坂46主演ドラマ「声春っ!」の第1話が4月28日に放送された。本作は声優を目指す少女たちの成長を描いた青春群像劇。主人公の佐々木美玲と丹生明里を中心に渡邉美穂、金村美玖、河田陽菜、高本彩花、松田好花、上村ひなの、潮紗理菜ら日向坂46メンバーさらには平野綾や山寺宏一、戸田恵子、竹中直人といった豪華キャストが出演することでも注目を集めていた。
本作は佐々木と丹生のW主演。佐々木演じる日ノ輪めいこはうまく話すことができないというキャラクターだが、好きな漫画「涙色戦記」の話となると意気揚々と話し始める一面もあり、内に秘めた思いは人一倍強いという意味では佐々木とも重なっていた。丹生演じる天道まなの天真爛漫なキャラクターは彼女以外に適役はいなかったと思ってしまうほどはまり役だったように思う。所々の表情はまさに丹生ちゃんといった感じだった。
そしてもう1人のキーマンが渡邉美穂だ。渡邉演じる尼崎あまねは高級旅館のお嬢様で、佐々木を敵対視している。青春ドラマの中で勝ち気な性格の渡邉美穂はアクセントが効いていて良かった。「DASADA」でも重要なキャラクターを好演し、演技に定評がある渡邉が物語をどうかき回していくのか、佐々木と渡邉の関係性には注目したい。
また、涼宮ハルヒのセリフ「未来は自ら掴み取るしかない!」や「進撃の巨人」の「心臓に捧げよ」など、声優ドラマらしくアニメ好きがクスッとできる要素が散りばめられていたのも見どころだ。今後もこうしたパロディに注目してみると面白いだろう。
そして、今回日向坂46の5thシングルに収録される本作主題歌「声の足跡」の音源が初解禁された。日向坂らしい明るくキャッチーな曲調でドラマを華やかに彩っている。劇中歌にも松田好花と富田鈴花による「まりりん&るびー」の楽曲「レントゲン眼鏡」も起用されており、ファンにとっては至れり尽くせりのドラマだ。
第1話から日向坂46らしいハッピーオーラ全開のドラマとなっていた「声春っ!」。夢への一歩を踏み出した日ノ輪めいこたちは声優という夢を叶えることができるのだろうか。ストーリーにも要注目だ!
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