<先生のおとりよせ>最終回までの全話の解説/考察/感想まとめ【※ネタバレあり】
第12話ストーリー&レビュー
第12話のストーリー
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蜜子(高岡早紀)とのことで言い合いになった榎村(向井理)と中田(北村有起哉)は、今回限りでコラボを終わりにすることに。最終話も書き終わり、最後くらいは…と、おとりよせのシャンパンで、二人で乾杯。改めて、思い出を振り返る二人。別れ際、お互い何か言いたげな様子で…そんな中、『花魁ヴァンパイアKYOKO』が日本コミックアワードの大賞を獲得!どんな道にすすんでも、“おとりよせ”があれば大丈夫。二人が進む道とは…
第12話のレビュー
素直じゃなくて、憎たらしい。その実、だれよりも繊細で人と関わることに臆病な榎村(向井理)。そんな彼を母親のごとく、ときには恋人のように深い愛情で包んできた中田(北村有起哉)。ふたりの関係を表すには難しいが、不器用に絆を育む様をずっと見守り続けたくなるドラマ「先生のおとりよせ」がついに最終回を迎えた。ⒸAN,YE(L)/TX
榎村が尊敬する女流作家・壇ノ浦蜜子(高岡早紀)の存在をめぐり、口論になった挙句に"解散”の決断を下したふたり。コラボ作品『花魁ヴァンパイアKYOKO』の最終回に向け、着々と事は進んでいった。
中田は榎村との気まずい雰囲気を払拭するため、新たに蜜子とのコラボが決まった彼の門出を祝福してあるおとりよせを届ける。青森県弘前市にある農園・タムラファームから、りんごのスパークリングワイン「タムラシードル」だ。
タムラファームの田村昌司氏と、丹波ワインの黒井衛氏。意気投合したふたりが「世界に通用するお酒を一緒に作ろう」と手を取り合った結果、タムラシードルはシードルの国際品評会で最高賞のポムドール賞を受賞した。りんごのプロとお酒のプロが出会ってできた、まさに最高のコラボ作品だ。
『花魁ヴァンパイアKYOKO』は読者アンケートで1位を獲得することができなかった。でも、蜜子となら榎村は最高のコラボ作品が生み出せるはずだと中田は「タムラシードル」を通して伝えたかったのだ。
彼の粋な姿勢は最初から変わっていない。最初の打ち合わせで中田が榎村への挨拶の品として「河北栗子」を選んだも、面倒くさいように思える皮を剥く作業が人と人との距離を縮めることになると分かっていたから。
「おとりよせの先にある、食べる相手の顔を想像して品を選ぶところは、俺にはなかった発想だ」
そんな榎村の言葉を聞き、中田が思い出したのは祖母が亡くなった時に彼が思い出の「焼きまんじゅう」をお土産として買ってきてくれたこと。相手が何を必要としているのか。どうしたら喜んでくれるのか。おとりよせ選び一つ取っても、相手のために"心を尽くす”姿勢を榎村は中田から教わった。」
ⒸAN,YE(L)/TX
榎村が尊敬する女流作家・壇ノ浦蜜子(高岡早紀)の存在をめぐり、口論になった挙句に"解散”の決断を下したふたり。コラボ作品『花魁ヴァンパイアKYOKO』の最終回に向け、着々と事は進んでいった。
中田は榎村との気まずい雰囲気を払拭するため、新たに蜜子とのコラボが決まった彼の門出を祝福してあるおとりよせを届ける。青森県弘前市にある農園・タムラファームから、りんごのスパークリングワイン「タムラシードル」だ。
タムラファームの田村昌司氏と、丹波ワインの黒井衛氏。意気投合したふたりが「世界に通用するお酒を一緒に作ろう」と手を取り合った結果、タムラシードルはシードルの国際品評会で最高賞のポムドール賞を受賞した。りんごのプロとお酒のプロが出会ってできた、まさに最高のコラボ作品だ。
『花魁ヴァンパイアKYOKO』は読者アンケートで1位を獲得することができなかった。でも、蜜子となら榎村は最高のコラボ作品が生み出せるはずだと中田は「タムラシードル」を通して伝えたかったのだ。
彼の粋な姿勢は最初から変わっていない。最初の打ち合わせで中田が榎村への挨拶の品として「河北栗子」を選んだも、面倒くさいように思える皮を剥く作業が人と人との距離を縮めることになると分かっていたから。
「おとりよせの先にある、食べる相手の顔を想像して品を選ぶところは、俺にはなかった発想だ」
そんな榎村の言葉を聞き、中田が思い出したのは祖母が亡くなった時に彼が思い出の「焼きまんじゅう」をお土産として買ってきてくれたこと。相手が何を必要としているのか。どうしたら喜んでくれるのか。おとりよせ選び一つ取っても、相手のために"心を尽くす”姿勢を榎村は中田から教わった。
(文:シネマズ編集部)
※この記事は「先生のおとりよせ」の各話を1つにまとめたものです。
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