2022年07月02日

『映画 バクテン!!』元男子新体操アスリートが涙した“リアル”

『映画 バクテン!!』元男子新体操アスリートが涙した“リアル”


演技シーン、細部までのこだわりが激エモ

――男子新体操の名門校であり、『映画 バクテン!!』の監修も務めている青森山田高校の出身。今は男子新体操の魅力を発信するために個人でも活動をされていて「競技経験者でもっとも『バクテン!!』が好き」だと自負するたてやまさんの目に、今回の映画はどう映りましたか?

たてやまふうや(以下、たてやま):もう……めちゃくちゃ良かったです……! 序盤にシロ高(私立白鳴大学附属高等学校)のインターハイ公式練習シーンがあるのですが、これが高校時代毎日見ていた演技そのもので。当時の記憶がよみがえって、エモさが爆発し、気づけば目から涙が溢れていました。

さらにラストのアオ高(私立蒼秀館高等学校)、シロ高の合同演技もヤバかったですね。美里良夜(CV:石川界人)と月雪ましろ(CV:村瀬歩)の2人だけの演技シーンがあるのですが、実はここ、僕が青森山田高校時代にしていた演技だったんです。もう、涙が止まりませんでした。

――当時の記憶がない私でも、演技シーンには心が震えっぱなしでした。

たてやま:ちなみにシロ高の公開練習シーンには、別の意味でも感動を覚えました。最後の決めポーズの画角が、2019年の青森山田高校の演技を撮影したものとほぼ同じだったんです。



たてやま:さらに、シロ高レギュラーの大湊秀夫の指先にも惚れ惚れしました。TVアニメの演技のラストでは、指先が全て揃った硬さのある手だったのですが、映画では実際の青森山田高校の選手と同様、花のように開いたしなやかな指先まで表現されていて。そういう細かな部分にもこだわって作っていただけたことが、新体操を愛するひとりとしてとてもうれしかったですね。

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