「silent」1話〜最終話まで名言&名場面を総復習!


3話:今はもう、好きじゃない…今好きなのは…

紬と想がいるところに湊斗が居合わせてしまう、気まずいシーンから始まる第3話は湊斗回だった。

バチバチの三角関係に突入するのかと思いきや、湊斗がつらかったのは、想が自分に何も言ってくれなかったこと、想が病気になったことだとわかった。予想が外れたと同時に切なく、2話と3話で湊斗を好きになった人は多いのではないだろうか。

■高校生のとき、紬と想が付き合ったときの湊斗

高校生の頃、紬が想を好きになる瞬間を見て、2人をそれとなく近づけた湊斗。ゆるやかな失恋ではあったが、うれしくもあったという。いい人すぎる。

「すごく仲の良い友達とすごく好きな人だったから、すごくうれしかった」
「すごく切なくて、ちょっとだけうれしかった」
「ちょっとだけ、ほんのちょっとだけ、うれしかった」

■ブラック企業で疲弊した紬を救った湊斗

同窓会で再会した紬が、ブラックな企業で精神的におかしくなっているのを見て、必死に訴えかけた湊斗。頑張り続けていた紬は、彼の言葉で会社を辞めた。優しいけど大事な人のために言うべきことはちゃんと言う、いいやつだな湊斗。

「やればできるって、やらせるための呪文だよ」
「期待と圧力は違うよ」
「俺、人を殴ったことないし殴ったこともないのね。でも、その青羽の職場にいる青羽に挨拶するやつは、俺多分殴っちゃうと思う」

■湊斗がいちばんつらかったのは……

想が紬の家を訪れたとき、居合わせた湊斗。家で待っていてと言われ、2人きりになる。想の背に向かって話しかけるけど、もちろん彼には聞こえない。泣き出した湊斗の気配を感じたのか、振り返る想。

「何で俺に何も言ってくれなかったの?」
「力になれ……なれないけど、何かできるかもしれなかったのに」

紬と光が帰ってきたのと入れ替えに、泣きながら家を飛び出す。追ってきた紬にこう言った。

「取られるんじゃないかって、そういうこと気にしてイライラしてるほうが楽だったから」
「想のこと悪く思えば、楽だったから」
「友達の病気受け入れるより、ずっと楽だったから」
「名前呼んで、振り返ってほしかっただけなのに」

しゃがみこんで泣く湊斗にもらい泣きしてしまったし、この物語が視聴者の予想を裏切り始めたのもこのあたり。


泣きながら湊斗が思い出すのが、高校時代に想を呼んだけど聞こえないふりして行ってしまい、すぐにいたずらっぽく振り返った想と笑い合うシーンだったのがまた切ない。

ちなみにサブタイトル「今はもう、好きじゃない…今好きなのは…」は、紬が想に言った言葉。「湊斗に悪いからもう2人で会うのはやめよう」と言われ、「私、湊斗のことすごい好きなんだよね」「佐倉くんは違う」「好きじゃない」と言った。

告白されたわけでもないのにそこまで言わなくとも……と思うけれど、想が帰った後に泣いていたので心中は複雑なようだ。

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