「silent」1話〜最終話まで名言&名場面を総復習!


2話:好きになれてよかった…そう思いたい

衝撃的なラストシーンの初回の後迎えた第2話は、切ない回想から始まった。病気が発覚し、遺伝性のため「自分のせいでは」と悲しむ母・律子(篠原涼子)。

スポーツ推薦で入った大学に行くため、上京する想が車を降りるときに「ごめんね」と言うのが切ない。誰も悪くないんだから、謝る必要なんてないのに。

■想だけが知っている別れのシーン

そして帰省した想は、紬との別れを決めていた。そんなことは知らず、明らかに元気がない想を気遣って励ます紬。

「佐倉くんに向けられる悪意ってね、全部嫉妬だから気にしなくていいんだよ」

「悪口って言っていい人には言っていいんだよ。私言っていい人だから、寝たら忘れるから」

「泣いとこ泣いとこ、男の子だって泣いていいんだよ。私、寝たら忘れるから」

「何かあったら電話して。何もなくても電話して。佐倉くんがしたいときに電話して。私、電話したくないときないから。24時間体制だから」

背中を撫でながら伝える言葉に、じーんとくる。紬は明るいけど、絶妙に押しつけがましくない、まっすぐな言葉をかけられる人だ。いい子だ。

自分だけ最後だと決めている想は、自分の名前を呼んでほしいと頼む。「想くん」と初めて言って照れる紬。でも想はたぶん、スピッツの「楓」のように、“この声を抱いて”生きていこうとしているんだろうなとわかってしまってつらい。

「またね、想くん」と手を振る紬に背を向けた瞬間、泣きながら帰る想。切なすぎてつらい。

■湊斗が彼氏として完璧すぎる

電話をかけた紬が普通の状態じゃないと察した湊斗。

「お迎え行くから待ってて、乗り換えるとこだよね」
「この電話切ったら、動画、検索して」
「パンダ スペース 落ちる って。可愛いの出てくるから、それ見て待ってて。わかった?」

そして到着。
「コーヒーとココア、どっちがいい?」と聞き、「コンポタ」と答えた紬に優しく微笑み「コンポタもあります」と鞄から出す。

いや、もう完璧すぎない……!?優しすぎない?

それだけではなく、元彼である想と再会した紬に、手話教室を紹介してしまうのだ。いい人すぎて心配になるレベル。絶対幸せになってほしい。

■手話を覚える紬、また想と話す

紬のイヤホンを誤って持ち帰ってしまい、返すために待ち合わせした想(真面目)。硬い表情だったが、音声変換アプリ相手にあせる紬を見て思わず笑ってしまう。

紬は正輝(風間俊介)の手話教室に通い始める。物腰の柔らかい正輝だが、突然「すごく好きだけど両想いになれなかったり、なれても別れてしまったり。そういうとき思いません? 初めから出会わなければよかったって。この人に出会わなければ、こんなに悲しい思いしなくてすんだのにって思いません?」と言い出す。ちょっと怖い。

だが紬は「好きになってよかったって思います、思いたいです」と答えるのだ。強い子。

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