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2021年03月19日

ドラマ「知ってるワイフ」全11話のあらすじ&感想|ありえない設定の物語が教えてくれた大切なこと・よかったところと疑問点

ドラマ「知ってるワイフ」全11話のあらすじ&感想|ありえない設定の物語が教えてくれた大切なこと・よかったところと疑問点


第3話あらすじ&感想

第3話あらすじ



剣崎元春(大倉忠義)は、バイクとぶつかりそうになった建石澪(広瀬アリス)を思わず抱き止めた。驚いた澪は元春を見つめる。元春は澪の表情を見て、「自分が過去を変えたことを知っているのではないか?」と疑う。しかし、それは元春の思い過ごしのようだった。澪は自分と夫婦だったことも知らないし、職場で出会ったことも偶然だったと知り元春はホッとする。だが、澪は元春に“澪”と呼ばれた気がしてどこか懐かしい気持ちを感じていた。 最近、澪は、顔の分からない男性に“澪”と呼ばれる夢を何度も見ていたのだ。

支店で行われた振り込め詐欺対策の勉強会の後、津山千晴(松下洸平)が澪を食事に誘う。澪は、今日は都合が悪いと断るが、今度必ず行くので食べたいものを考えておくと答えた。社交辞令を疑う津山に、澪の性格を知っている元春は彼女のことだから本当に考えるのではないかと伝える。

帰り道、元春が車を運転していると倒れた自転車の脇にうずくまる澪を見つける。元春は放っては置けずに澪のもとへ。怪我の手当をしていると、澪は客が振り込め詐欺に遭っていそうな時の合図を決めようと言い出す。“まばたきをする”、“鼻をつまむ”などのサインを提示する澪に、元春は真剣には答えず、車に乗せて送った。澪を降ろした元春に、再び疑問が浮かぶ。なぜ自分が転倒した澪に出くわすのか?やはり偶然ではないのか?そんな時、元春は小池良治(生瀬勝久)を偶然見つける。なぜ澪が自分の前に現れたのかと尋ねる元春に、小池は“いくら人生を変えても、繋がりのある人間達は変わらない。必ず引き合い、目の前に現れる”と…。

第3話感想

元春、やっと気づいたか~!!

今まで自分のことばかりだった元春(大倉忠義)が妻ではなくなった澪(広瀬アリス)と接していく中で、澪のことについて考える。

まず、同僚の津山(松下洸平)の話を聞いて「澪は本当は働きたかったのか、だったら澪のためにも過去を変えてよかった。俺たちは運命の相手じゃなかったんだ」と考える。澪の就活がうまくいかなったことやプロポーズを思い出す。

澪とごはんを食べることになり、本人に必ずしも仕事じゃなくても、結婚して家族に笑ってもらうのも幸せだと思うと聞いて「澪の願いは叶っていたのか。どうしてああなった」と回想。

澪はずっと笑顔で明るく接してくれてたのに、朝食を作ってもらったのに時間がないからと食べずに出て、帰宅後話しかける澪に黙っててくれと言い、休みの日に公園に出かけようという澪に「休みの日くらい寝かせてくれ」と寝てしまう(想像以上にひどい)。

「俺か。俺がぶち壊したのか」と、澪をモンスターにしたのは自分だったことに気づく。

そうそう、そうだよ!!!

自分のことだけでなく相手のことに考えが及ぶようになったのは進歩だけど、なぜ過去を変える前に気づけなかった……とつっこみたくなる。

過去を変えた後の澪がすごく魅力的だ。明るくて物おじせずお茶目、今回の鼻をつまんでより目するシーンがとてもかわいかった。第1話と同じ人とは思えないくらいで、広瀬アリスの演じ分けに感心する。また、認知症で母が子供返りするときも優しく明るく接している姿が健気で胸がぎゅっとなる。澪には幸せになってほしい。

過去を変えても、関わらないようにしようとしても関わらざるを得ないことが起きるので、縁がある人とは離れられない運命なのだろうか。

また、妻が沙也佳(瀧本美織)になって前回は感動していた元春だが、今回は彼女の浪費癖(ブランド物を複数買い、「20万しないから」と言う)が気になり、彼女の家族と感覚が合わない居心地の悪さを感じている。誰と結婚しても良い面と悪い面があるということなのか、元春が不満な点に目がいってしまうということなのか……

ラスト、澪の母・久恵(片平なぎさ)に「うちのお婿さん」と抱き着かれた元春。久恵は気づいてるということなのか? このドラマ、設定が特殊すぎて次回も結末も予想がつかなくて楽しみだ!

ちなみに、ラストのコンビニ、「姉ちゃんの恋人」や「初めて恋をした日に読む話」に出てきたコンビニと同じだ。モンマートまつやま、覚えておこう。

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(c)フジテレビ

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