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『ボーダレス』第10話までの感想|坂道グループ主演ドラマの最高傑作!むしろ坂道ファン以外に観てほしい


第9話のあらすじ&感想

第9話のあらすじ




黒ずくめの男の正体は松宮結樹のかつての恋人・篠塚麻耶(ルウト)であることが明らかとなった。圭(濱岸ひより)は父から教わった空手を駆使してひと蹴で犯人を気絶させることに成功。叶音(早川聖来)をかばう形で背中を刺され意識を失っていた琴音(小林由依)は病院へと搬送される。芭留(渡邉理佐)と圭は警察から父親の居場所を聞き、入院している病院を訪れることに。犯人は逮捕され事件は解決したかに思われたが、奈緒(森田ひかる)と希莉(齊藤京子)はこの事件に少しの違和感を覚えていた。松宮社長を巡る一連の事件の真相とはーー。

第9話の感想

4つの物語がそれぞれオムニバス形式で進行していった坂道グループ主演の本格ミステリードラマ「ボーダレス」がついに佳境。最終回手前となる第9話では家族の絆が改めて再確認させられると同時に事件の真相が明かされた。

犯人によって背中を刺され意識不明の琴音、同じく気絶させられた和志……状況は悪くなっていく一方だったが、芭留と圭の姉妹はある作戦を立てていた。圭の「消せーっ!」の掛け声を合図に電気が消える。その合図とともに父親から教えられた空手道を駆使して、犯人相手に立ち向かっていく圭。犯人の攻撃を交わすと顔面に蹴りを食らわせ、犯人は気絶してしまうのだった。なんともあっさりな結末ではあったのものの、濱岸ひよりの空手を駆使しした圧巻のアクションは非常に見応えのあるシーンになっていた。犯人を気絶させた後に笑顔で見せた「楽勝!」の一言は日向坂46ファンにはニヤッとしてしまうカットだったのではないだろうか。

これまで琴音との不仲が続いていた叶音は、自分を庇ってくれた姉に責任を感じていた。「お姉ちゃんだけが私のために命使うのはおかしいじゃん!」と涙を滲ませながら話す叶音に対して、「しょうがないじゃん。そういう風に身体が動いちゃったんだから」と返す琴音。家族が家族を助けるのに特別な理由はいらないという琴音の言葉は胸にくるものがあった。

松宮製薬のビルの無機質な部屋に監禁されている結樹の姿が映し出されると、過去へと時間は過去へと巻き戻される。そこで明かされる衝撃の事実。松宮社長を殺した犯人が篠塚麻耶ではなく結樹だったことが明らかとなる。かつて愛し合っていた麻耶と結樹。摩耶は祐樹を愛するがゆえに、自ら犯人となることで祐樹を助けることを選んだのだった。2人はお互いに心から愛し合っていただけなのに、なぜ悲しい結末を辿ることとなったのだろうか。愛しながらもすれ違い続ける2人の恋模様に心が痛くなった。

「私は、私たちは、みんなそれぞれが境目のない無数の物語のなかに生まれた主人公だ。だから、前を向いて先へと進もう。物語は続いていく」

奈緒が最後に語ったこの言葉は「ボーダレス」という作品の面白さであり本質が表われている部分だろう。それぞれが小説の中の主人公のようであるからこそ、前を向いて進んでいこうというポジティブなメッセージ(というより視点)は、先行き不安な現代を明るく照らしてくれる一筋の光のようにも感じられた。

次回予告を見る限りでは、第10話では結樹メインの物語が展開していくとのこと。麻耶が犯人となったことを知った彼女はどう行動するのか。過去の過ちを悔やみ生きていく結樹の苦悩が描かれることとなりそうだ。

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