「ネメシス」第10話までのネタバレ徹底考察|人は誰かを支え、支えられていると強く感じた最終回!ありがとう、チームネメシス!
広瀬すずと櫻井翔がダブル主演をつとめるドラマ「ネメシス」が、2021年4月11日より放送開始。
天才過ぎる助手・美神アンナとポンコツ探偵・風真尚希が超難解な事件に挑んでいく本作。凸凹バディの活躍や、彼らを助ける豪華なゲストたち、さらに、一話完結の事件とともに20年前の謎が徐々に解かれていくスリリングな展開など、見どころ満載の極上ミステリー。
この記事では、各話の感想と全体の考察を毎週更新していきます。どうぞお楽しみください。
もくじ
・第1話あらすじ&感想・第2話あらすじ&感想
・第3話あらすじ&感想
・第4話あらすじ&感想
・第5話あらすじ&感想
・第6話あらすじ&感想
・第7話あらすじ&感想
・第8話あらすじ&感想
・第9話あらすじ&感想
・第10話あらすじ&感想
・「ネメシス」作品情報
第1話あらすじ&感想
第1話のあらすじ
【探偵事務所ネメシス】。横浜のさびれたビルの2階に居を構えるこの事務所のメンバーは、天才的ヒラメキで事件を解決に導く助手の美神アンナ(広瀬すず)、一見デキル男風だが実はかなりのポンコツ探偵 = 風真尚希(櫻井翔)、ネメシスの社長であり探偵歴30年の大ベテラン = 栗田一秋(江口洋介)の3人だ。
そんなネメシスの初仕事が描かれる第1話。記念すべき依頼者第一号は、美しき医者の上原黄以子(大島優子)。「ググったら一番近かったから」というだけの理由でネメシスに駆け込んできた黄以子の依頼は、ざっと以下のようなもの――大富豪にして自分の雇い主”磯子のドンファン”=澁澤火鬼壱(伊武雅刀)の、80歳を祝うパーティーが今夜行われる。だがそのパーティーを中止しないと、火鬼壱の命の保証はないという物騒な脅迫状が届いた!—―聞けば火鬼壱は莫大な資産を、自分の死後6人の恋人達に分けるという遺言書を作っていたそうで……。さすがドンファン!
初の依頼を受け、意気揚々と火鬼壱の豪邸に乗り込むネメシス3人。恋人6人が全員美女揃いというモテモテな火鬼壱に、栗田は渋い顔。だがパーティーの翌日、火鬼壱は“密室となった自室”で死体となって発見されてしまう!容疑者は依頼主の黄以子も含めたアリバイの無い7人の美女たち。そして全員に殺害の動機がある…天才助手・アンナとポンコツ探偵・風真は、初捜査にして、この難事件を解決できるのか!?そしてオープニングとラストに差し込まれる意味深な“20年前の回想”と“アンナの父親(仲村トオル)の姿”。すべての事件は、やがて、ひとつの真相にたどり着く――
第1話の感想
2002年4月15日、嵐の夜に傷だらけの3人の男と産声をあげる赤ん坊。 無料メールマガジン会員に登録すると、 無料のメールマガジン会員に登録すると、
「俺はこの秘密を一生守る、この子も……」
赤ん坊を抱える男(仲村トオル)の発言が意味深だ。
今クールのなかでも注目を集めている「ネメシス」が2021年4月12日よりスタートした。
完全オリジナル脚本のミステリーエンターテインメントと銘打っているだけあって、
シリアスなドラマがはじまった!!とワクワクしたのも束の間、物語は突然19年後へワープ。
(筆者は、前クールドラマ「天国と地獄」ロス者)
舞台は探偵事務所「ネメシス」。
天真爛漫でかわいすぎるアンナ(広瀬すず)と、ちょっと間の抜けた自称天才探偵、風真尚希(櫻井翔)とネメシスのCEO、栗田一秋(江口洋介)の3人のコミカルなストーリーが展開した。
嵐活動休止後、初のドラマ出演の櫻井翔と同年代女優の中では間違いなくトップクラスの広瀬すずが
ダブル主演とくれば話題性はバッチリ。
「ネメシス」(正義の鉄槌で悪を砕くギリシャ女神)というタイトルも興味深い。
初回は回りくどい説明はなく、あっという間に視聴者をストーリーに誘う。
探偵事務所「ネメシス」に上原黄以子(大島優子)という女医が現れ、自分の患者である澁澤火鬼壱(伊武雅刀)が命を狙われているのではないかと相談にきたところからはじまる。
そこで、風真とアンナは黄以子と共に火鬼壱の豪邸に向かった。
自分の死後、莫大な資産を6人の恋人達に分けるという遺言書を作っていた火鬼壱。
しかし、屋敷に隠された新しい遺言書を見つけたものに屋敷をまるごと渡すと言いだした。
そして、火鬼壱はその日のうちにまんまと命を狙われてしまう。
幼稚なダイイングメッセージや、火鬼壱の会社の健康飲料水のネーミングがややコメディー色を強める。
ここまで物語のテンポが良すぎるためか、少々ポカンとしてしまった筆者だが、風真とアンナがどうやって謎解きをするのかが楽しみでならないので、音量をここでUP。
物語に入り込もうとこちらも必死だ。
ネタバレになってしまうのでどうやって解決したかは控えるが、その後も「アブ刑事」に憧れる捜査一課の刑事(勝地涼、中村蒼)が登場と、とにかくキャストが豪華で濃い。
そしてラストも冒頭同様、ちょっとシリアスな展開にもっていく。
熱い湯と冷たい水に交互に入れられているような忙しさはあるが、
「すべての事件が最後の謎につながる」
と公式HPにある言葉を信じようではないか!
日曜夜は憂鬱な人が多い中、同ドラマの存在が社会現象となって多くの人を助けるかも?
第2話にも期待したい。
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