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「コントが始まる」第10話までネタバレ感想:「人生は、コントだ!」

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第4話あらすじ&感想

第4話あらすじ



潤平「瞬太は父緒を早くに亡くし、母親とは明らかにうまくいってなかった」
里穂子「つむぎは昔から面倒見がいい。弱ってたり傷ついてる人を放っておけない性格だ」
コント『捨て猫』。ステージに現れる段ボールに入った捨て猫役の春斗(菅田将暉)と、野良猫役の瞬太(神木隆之介)。マクベスによるとりとめのないコントの前フリが流れて―――。

潤平(仲野太賀)は、高校の担任・真壁(鈴木浩介)を呼び出し、彼女の奈津美(芳根京子)と共に昔話に花を咲かせていた。その中で、トリオ名「マクベス」の名づけの由来に真壁が関わっているという話になり、高校時代、瞬太(神木隆之介)の車にマクベスの3人と真壁が共に乗った1日のことを想い出す……。その日は真壁の息子が生まれた日。なぜか瞬太は生まれたばかりの息子を愛くるしそうに見つめる真壁を見て、涙を流していた―――。

一方、里穂子(有村架純)は自宅で一生懸命に熱帯魚の世話をする妹のつむぎ(古川琴音)を見て、同じく昔のことを思い出す。姉のことを献身的に支えてくれる今の日々もそうだが、つむぎは昔から面倒見がよく、傷んだ人形で遊んだり、捨て猫を拾ってきたり、とにかく傷ついた存在を放っておけない性格だという―――。

全く交わらない二人の昔話が、現代でまたも数奇に絡み合うことに。親と子。傷を持つものと、それを優しく包むもの。意地と甘え。様々な相反するものを乗り越えたその時、この物語は奇跡の数十秒を生み出す。見た後に誰かに優しくしようと思える温かさ溢れる第4話。お見逃しなく。

第4話の感想

「人生に岐路に立たされてるんだわ!」と言いながら高校時代の恩師・真壁を呼び出した潤平。瞬太のバイト先でもある焼き鳥屋で話すも、なかなか本題を切り出せない。後日、マクベスの3人が共同生活する部屋へ真壁を招待したときに「あの時言うの忘れてたんだけど……」と言いながら切り出した相談事。ずっと潤平は、真壁に「マクベスを解散すべきかどうか」を相談したかったのだろう。

そして、真壁の口癖でもある「しゃにむにやれよ~!」を言ってもらえなかったことに、ショックを受けた。マクベスを続けたい気持ちはあるけれど、自分を取り囲む状況がそれを許さない。少しずつ外堀を埋められるような感覚に、最もあえいでいるのは潤平なのかもしれない。

潤平の心中をよそに、物語の主軸は瞬太の家庭環境へと移っていく。7~8年ほど連絡を取らずにいた母親が病死するという、いきなりの展開。思い返せば、2年ほど前にマクベスの部屋へ瞬太の母が訪ねてきたことがあった。病気のことを息子に伝えておこうとしたのではないか。

それにしても、死んでしまうかもしれない母親にギリギリまで会うのを渋るって……どれだけの仕打ちを受けてきたのだろう? 物語の中では「否定され続けた」「若い男と再婚してさっさと別れた」など断片的にしか情報が与えられない。このあたりも、これから詳しく描かれていくのだろうか?

春斗や潤平がどれだけ強く促しても、瞬太は頑なに病院へ行こうとしなかった。最後に背中を押したのは、つむぎ。講演のブランコで横並びになりながら、「文句のひとつでも言ってやればいいんだよ」と優しく励ましていた。このふたり、たしかに恋愛関係には発展しなさそうだけれど、ちょうどいい距離感でずっと隣に居続けそうだ。ほっこり。


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