<ひねくれ女のボッチ飯>最終回まで全話の解説/考察/感想まとめ【※ネタバレあり】
第4話ストーリー&レビュー
第4話のストーリー
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つぐみ(飯豊まりえ)の毎日は、バイトと家の往復だ。ぐるぐると小さな世界を回り続ける刺激のない毎日に少々うんざり。そんな時、ホワイトホースのインスタにお洒落なピザの写真がアップされた!迷うことなくそのイタリアンへ向かうが貸切で入れず、テイクアウトすることに。公園で独りランチを堪能していると、その時、マッチョなイケメン男子(オカダ・カズチカ)が…!
第4話のレビュー
毎回出てくるごはんが美味しそうで身もだえるこのドラマだが、今回うれしいのはコロナ禍(2021年7月現在)の今でも再現できそうな点。テイクアウトならお家でもたのしめるし安心だ(つぐみみたいに外で食べるのも気持ちよさそうだけど……!)。
今回は嫌な出来事が起こるわけではなく、退屈な毎日の繰り返しにちょっぴり辟易するつぐみ。毎度おなじみの同僚・岡林(片桐はいり)に「ずっと同じところをグルグルしまわってても、何も変わらないよ」とまたドキッとすることを言われる。バイトを少し早く上がらせてもらえることになり、ちょうど王子がインスタにアップしたイタリアンに行くことにする。
いつも通りの写真のセンスのなさと長文に安心するつぐみだが、突然安っぽいJ-POP風(つぐみ談)になる唐突さには少々つっこむ。これ、ナレーションの下野紘さんは実際歌っていてお疲れさまです……! と思った。
たどり着いたイタリアンはよりによって貸し切りで入れず。がっかりするつぐみだが、テイクアウトメニューがあることに気づく。できるまで店内で待つか聞かれて小刻みに首を横に振るつぐみ、小動物みたいでかわいい。とことん陰キャなんだな……。外で待つことにしたものの行くところもなく、家政婦は見たよろしくのぞき見している。
テイクアウトしたイタリアン、すごく美味しそう。
釜揚げしらすのピッツァとイカ墨のライスコロッケ。もう、調理の様子からして美味しそうすぎる~。しらすのピザって好んで食べないけれど、今回出てくるピザにはチーズもしらすも葉っぱもふんだんに乗っている「ルックスもいいのに味もいいって何? 完璧すぎてムカつく~!」と言いながらうれしそうに食べるつぐみ。
「チーズってずるいな~!」わかる。
噛むごとに違う味がするピザ、食べたいな~!
イカ墨のライスコロッケは食べたことがないな。
ひと口食べた中身を「真っ黒こげの失敗作みたい」と思うが、味はすごくよさそうだ。「これは私のテリトリーにはない味だ」すごく気になる。
付け合わせのタタミイワシのカリッとしたフライ? も食感がよさそうだ。
同じ公園にいるカップルが自分を見ているのに気づき、ひねくれが出るつぐみ。脳内で勝手に再現したカップルの会話にうけた。
外で食べることで、子どものとき父親と一緒に登った山の山頂で食べたおにぎりのおいしさをも思い出す。食事にはストーリーがあるんだな。
つぐみ、陰キャすぎて近づいてきた警備員(オカダ・カズチカ)を見て「いきなり告られる?」とキョドっている。実際は口にソースがついていることを教えてくれただけだったのだが……。
一方王子の中の人・白石(柄本時生)は、同僚が契約を取る中、同じ企業に何度も訪問していることから上司に嫌味を言われていた。だが、つぐみからのいいねに気づいた直後に珍しく契約が取れる。
「つぐみさんて幸運の女神だ」
王子扱いするつぐみと結構合いそうだ。
また視聴者はひそかに気になっていたかもしれない、2人のアカウント名に共通して入っている0515という数字。気づいた白石は「つぐみさんは運命の人なのかもしれない」と言う。ロマンチストだな!
次回はどんな美味しいものが出てくるのか、楽しみだ!
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