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2021年07月26日

<ボイスⅡ 110緊急指令室>最終回まで全話の解説/考察/感想まとめ【※ネタバレあり】

<ボイスⅡ 110緊急指令室>最終回まで全話の解説/考察/感想まとめ【※ネタバレあり】


第7話ストーリー&レビュー

第7話のストーリー



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銃殺された小野田と、自分の手に握られた拳銃。意識が戻った時、目の前に広がる光景にショックを受けた石川(増田貴久)は、混濁する記憶を抱えて、逃げるようにその場を後にする。
 
小野田の遺体と逃げる石川を目撃した作業員から110番通報を受けたECUは、樋口(唐沢寿明)たちを現場へ派遣。突然の小野田の死、そして付近の防犯カメラに映った石川の姿に、警察内で衝撃が走る!
その頃、“白塗りの男”久遠京介(安藤政信)の自宅に、マンションの自治会長・美由紀が訪れる。傍受した警察無線の音が流れる室内を不審に思いながらも部屋の奥へと進む美由紀。そこには、エンバーミング処理された久遠の母親の遺体が横たわっていて……!悲鳴をあげる美由紀を、さらなる恐怖が襲う!
 
拳銃発砲殺人事件の通報から55分。石川が被疑者として手配される中、樋口は石川の無実を信じていた。小野田が白塗りの男と通じていた可能性が高いことから、樋口は石川が罠にハメられたと考えるが……。一方、ひかり(真木よう子)は、ECU副室長の早紀に、隠れて小野田と連絡をとっていた理由を問う。
樋口は、石川に薬を処方していた薬剤師・宮崎久子のもとへ。精神的な不安を抱えていた石川が無理を押して現場に出ていたこと、薬を飲まない状態が続くと、錯乱状態になる可能性があることを聞く……。
そんな中、石川の自宅から白塗りの男との関係を示す『はなまる』が描かれた箱が見つかる……!!

第7話のレビュー



透(増田貴久)が目を覚ますと目の前には本部長の小野田(大河内浩)が血を流して横たわっていた。

しかも、自分の右手には拳銃が……。
自分が本部長を撃ってしまったのか?
錯乱する透。
そこへ人が来てしまったためにおもわず逃走してしまった。

ECU緊急指令室のメンバーたちは、本部長の死と容疑者となった透に愕然とする。

「透はやっていない!俺は透を信じている!」

と、透の無実を信じる樋口(唐沢寿明)は透の後を追うことに。
その透はうっすらとある自分の記憶を頼りに、撃った真犯人を追っているようだ。

そして、ひかり(真木よう子)も透の痕跡を頼りに真犯人の姿を追う。
すると、ひかりがかつて交際していた重藤(増田昇太)らしき人物の姿を捉えた。

重藤はすでに白塗り野郎(安藤政信)に殺されたはず—。
その重藤が生きている?

「ありえない」と口走るひかり。
ここにきて重藤らしき男の登場に筆者も「ありえない」と驚愕した。

第7話でも白塗り野郎は新たな殺人を犯していた。
度々登場する自治会長(日高のり子)の首を絞め、舌に焼き印を押すという所業。
もはや人間ではない。
この自治会長役がアニメ「タッチ」の南ちゃんの声優でおなじみの日高のり子。
南ちゃんの「ぎゃーーーーーー!!!」という絶叫シーンは見るにたえがたいものであった。

また、透と樋口が橋の上で会話をするシーンは圧巻だった。
涙を流す増田の演技についついこちらも、もらい泣き。

自分が本部長を殺してしまったのか?
そして、自分が見た重藤の姿はまぼろしだったのか?
ますます錯乱する透。

「しっかりして、透!兄貴がなんとかしてくれるから!」と心の中で願う。

自分のことを信じられなくなっている透はさらに逃走を続ける。
ビルの屋上で樋口らに追い詰められると、ひかりを人質にとるという凶行に。

しかし、それはフェイクであった。
ひかりを羽交い絞めにしながらも耳元で白塗り野郎の行動を報告する透。
その情報を樋口にだけそっと伝えるひかり。
素晴らしい連携プレーで白塗りを追い込むと突如、隣のビルの屋上から姿を現した。

不気味なダンスをくねくねと踊る白塗り野郎。
その姿に拳銃を向ける樋口。

「樋口よ、撃ってしまえーーー!」と、著者は心の中で叫んだ。

しかし、先に白塗りが手で作った銃口を透に向けると、なぜか口から血を吐きながら倒れる透。

「だから先に撃っておいてよっ!」と、思っても時すでに遅し。
ピクリともしない透。
ハマの狂犬も白塗り野郎を前に無鉄砲な行動はできなかったのか。

声だけの次回予告で
樋口の「とぉるぅーーーーーー!」という絶叫が悲しかった。

透を実際に撃ったのはいったい誰なのか?
そして助かるのか?
次週も必見だ!

※この記事は「ボイスⅡ 110緊急指令室」の各話を1つにまとめたものです。

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