俳優・映画人コラム
<山田裕貴の魅力>そこにあるのは「説得力」と「信頼感」
<山田裕貴の魅力>そこにあるのは「説得力」と「信頼感」
舞台 Dステ 12th「TRUMP」クラウス役/アレン役
【#はじめての繭期2021 】
本日20時からスタート?
第一夜はDステ12th
『TRUMP』REVERSE(2013年上演)
アーカイブの残らない一夜限りの配信です!是非ご覧ください?✨#はじ繭 #TRUMPシリーズ https://t.co/DHpo4HOxtw pic.twitter.com/04GQ5JkmEj — ワタナベ演劇公式 (@watanabe_engeki) October 20, 2021
2013年の「TRUMP」は、2役を2人の俳優が回替わりで演じるスタイルで、山田はクラウス役とアレン役を演じた。2021年のTRUMPシリーズ企画「初めての繭期」で、山田がティーチャークラウスを演じたREVERSE版がYouTubeで限定配信された。上に引用している画像で、手間に座った瓶底眼鏡をかけてストールをぐるぐる巻いているのがクラウスだ。ちなみに回替わりで演じたアレンは、クラウスの右にいる白い服の青年(この写真では陣内将)だ。
筆者は初めて観劇した「TRUMP」が2015年のもので、陣内将のクラウスが至高と思っていたのだが、山田裕貴のクラウス・陣内将アレンのこの回も大変に素晴らしい。ネタバレしすぎないように役どころを説明すると、クラウスは教え子・アレンに執着する頼りない変わり者の教師で。だが実は大きな秘密を抱えていたり、とんでもない行動に出たりするという複雑な役だ。
前半のギャグっぽいパートと後半あることがわかってからの差が激しいし、寂しさと狂気をあふれさせた表情がすごい。怖いとすら感じた表情、ぜひ観ていただきたいので機会があればぜひ円盤を観てほしい。
山田裕貴は俳優界の宝、来年の活躍も楽しみでならない
さまざまな役で私たちを感動させてくれた山田裕貴。もはや俳優界の宝と言ってもいい存在だと思う。本人がインタビューやTV出演時に言っている「俳優は心の職業」という考え方も本当に素晴らしいし、だからこそここまで来たのだと思う。彼の演技を観るとこの言葉の説得力が増す。
来年以降、山田裕貴がどんな演技を観せてくれるのか。心から楽しみである。
(文:ぐみ)
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