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2022年02月14日

<ユーチューバーに娘はやらん!>最終回までの全話の解説/考察/感想まとめ【※ネタバレあり】

<ユーチューバーに娘はやらん!>最終回までの全話の解説/考察/感想まとめ【※ネタバレあり】

第4話ストーリー&レビュー

第4話のストーリー


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平千紗(佐々木希)が企画した商品に大口契約の依頼が。早速行なわれた打ち合わせで、千紗の思いを知った担当者・野口洋之(平原テツ)は正式契約を決める。一方、自宅ではひょんなことから総一郎(遠藤憲一)、風花(若月佑美)らが勝手に榎本信(金子ノブアキ)タックタック(戸塚純貴)、それぞれと同じ日に食事をする約束を取り付け、千紗はハシゴデートをすることに。
こうして仕事も恋も動き始めたかのように見えたのだが…。

第4話のレビュー

千紗(佐々木希)の企画した商品に、藤松屋から大口契約の話が舞い込む。早速先方へ赴き、商品についての思いを語る千紗。向こうの専務がほとんど口を開かなかったのが気になったが、話はまとまり、無事契約にこぎつける。

そんな折、タックタック(戸塚純貴)から千紗へ、ランチのお誘いが。家族の計らい(?)で、千紗はタックタック→榎本(金子ノブアキ)と連続デートをすることになった。このデートが、対照的でちょっと面白い。



先攻はランチの部・タックタック
河川敷のような場所で集合すると、タックタックはおもむろにレジャーシートを敷きはじめる。するとそこへ、デリバリーで牛丼が届く。寒空の下ではあるけれど、並んで外で食べる牛丼、これはこれでアリかも。ただ、食べながら新しい動画の企画が浮かび仲間に連絡するなど忙しないし、食べ終わったら即解散というのも味気ない。



後攻、ディナーの部・榎本。
こちらはドレスコードがありそうな高級レストランで、1番高い3万円のコースをオーダー。食事を楽しみつつ、フォアグラの産地にまつわるうんちくなんかも披露してくれる。実はこれ、スマホを使ってカンニングしていたわけだけど、その背伸びをしている感じが逆にいいかも、と思った。お会計でがっつり値切ろうとしてたのはあまり見たくなかったけど。

徹底的に合理的なユーチューバーと、もてなしてくれるけどちょっと残念なTVマン。極端に異なるデートに「どっちもどっち」となる千紗と平家の面々。
結論は出ないながらも、千紗、仕事も恋も順調では……? と思ったのも束の間、藤松屋から契約破棄の連絡が入る。理由は、「その下着が、女を強くする」というキャッチコピーと、あえて下着を見せないビジュアルが、炎上の恐れアリと判断されたためだった。



「がんばってればいいことある」と捉えていた千紗にとって、これは結構堪えたようだ。家の近所で遭遇したタックタックが、すぐに「何かありましたか?」と気付くほどには落ち込んでいた。

事の顛末を話す千紗に、「それがいいと思ったなら変えちゃダメ」「炎上を恐れてたら何もできなくなる」「炎上してもそれだけの人が見てくれてるってこと」……と、力強い言葉を送るタックタック。だが、千紗にはその言葉があまり刺さっていないようだった。

その夜、千紗は榎本に電話で相談を持ち掛ける(「千紗さんから電話いただけるなんてびっくりですよ」と膝を曲げる金子ノブアキがかわいかった)。榎本は会社員として、これまで吞み込まざるを得なかった数々の理不尽を、冗談めかして話す。傷の舐め合いをしたいわけではもちろんないけれど、こういう共感って、落ち込んでいるときには励みになるものだ。実際、千紗の顔も少しだが明るくなったように見えた。

さらに榎本は「いろんな人の意見を聞いてもいいけど、核だけは譲らない」「クリエイターが核までぶらしたら、作品は死ぬ」と、アドバイスを送ることも忘れなかった。

この言葉にヒントを得た千紗は、こだわってつけたキャッチコピーはそのままに、ポスターのビジュアルを大幅に変更、再び藤松屋へ乗り込む。これが千紗の思いをより強く訴えかけることへと繋がり、ここまで無口だった専務の心を動かすことに成功した。規模こそ縮小したものの、契約破棄は免れた。



お仕事ドラマとしても見応え十分、これだけでも満足かに思われたが、最後に急展開。なんと、千紗の通勤路で榎本が待ち伏せしており、突然「僕の婚約者になってください」と申し出たのだ。この決意の背景には、かつて榎本が担当し、千紗を救ったという番組が関わっていそうだが……。

来週は特別編ということなので、物語は1週空きとなる。急なプロポーズを受けて千紗がどんな反応を見せるのか……、うーん、気になる!!!


※この記事は「ユーチューバーに娘はやらん!」の各話を1つにまとめたものです。

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(C)「ユーチューバーに娘はやらん!」製作委員会

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