<ユーチューバーに娘はやらん!>最終回までの全話の解説/考察/感想まとめ【※ネタバレあり】
第6話ストーリー&レビュー
第6話のストーリー
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平千紗(佐々木希)のもとに「大吾(白石絃馬)が帰ってこない」との連絡が。風花(若月佑美)と駆け付けたタックタック(戸塚純貴)は大吾を探し始めるが...。
そんな中、平家では手作りチョコの出来栄えやシチュエーションで勝負する「バレンタイン選手権」が開催される。榎本(金子ノブアキ)?タックタック?千紗はどちらにバレンタインチョコを渡すのか!?
さらに"お菓子の家"で突然のキス?恋の三角関係に急展開...!
第6話のレビュー
千紗(佐々木希)のところに、大吾(白石絃馬)がいなくなったと連絡が入る。平家総出で探すが、大吾の姿はどこにもない。風花(若月佑美)は、大吾の行きそうな場所に心当たりもないようだった。大吾の友達……ということで、千紗からの電話を受けたタックタック(戸塚純貴)は、動画撮影の真っ最中にもかかわらず、捜索に駆け付ける。すると、あっさり公園で発見された大吾。彼女のリコーダーの練習に付き合っていただけだったらしい。なんとも人騒がせだが、無事で何より。
大吾のお父さんについてタックタックが尋ねると、学生時代に妊娠が発覚し、それを知って逃げてしまった、と風花。大吾がいつもかけている眼鏡は伊達眼鏡で、父親のものだということも明らかになった。
逃げてしまった父親、女手一つで子育てをする風花。「女だから、できないこともある」と言った表情はたしかに少し影があったように感じたのだが、タックタックが「風花さんだけこんな(大変な思い)……」と言いかけると、「こんなに幸せでいいのか」と風花は食い気味に言った。
風花にとって、今の状況は大変な場面もあろうが、愛おしい我が子を独り占めしている状態でもあるのだ。まさに、母は強しといったところか。
タックタックはその後、積極的に大吾と過ごすようになる。大吾を持ち上げたり、追いかけっこをしたり。親子のような兄弟のような2人のやりとりに、心が温かくなった。
そんな中で迎えたバレンタイン。千紗は榎本(金子ノブアキ)とタックタックに義理チョコを贈る。その際、手紙を反対にするというまさかのミスにより、榎本とタックタックは千紗と相手が今どんな状況なのかを知ることとなる。
タックタックが受け取った榎本宛ての手紙には「お邪魔しました」「婚約者ごっこ」と、なかなかのパワーワードが記されていた。焦ったタックタックは、千紗と風花、大吾をお菓子の家作りに誘い出す。
みんなで顔にクリームやチョコをつけながら、デコレーションする様子はものすごく楽しそう。無邪気なタックタック、いい。
大吾と2人きりになった折、「お父さんに会いたいって思う?」と尋ねるタックタック。「ちょっと会ってみたい気もするけど……」と言いよどむ大吾に、タックタックは「大吾は幸せだと思うよ。みんなの愛情を独り占めにしてんだから」と優しく諭す。
それを聞いた大吾は、笑顔で「あと果乃ちゃんもね」と付け足す。風花や千紗をはじめとする平家のみんなからの愛情が、大吾にはちゃんと伝わっている。「お父さんも幸せだといいな」と呟く大吾が、このままどうか幸せであれと願わずにはいられない。
片づけを終え、温かいコーヒーを持ってタックタックのもとへやって来る千紗。するとタックタックは、自身も母子家庭で育ったこと、母親の人生の負担になっていたんじゃないかと思っていたことを語りはじめる。大吾に、自分の過去を重ねて見ていたのだ。
「でも千紗さんの家族見てたら、子どもの頃の自分が救われた気がした」
自由で無邪気でちょっと何を考えてるか分からないところがあったタックタックだが、今回でぐっと内側が垣間見えたような気がした。ちょっと物事を俯瞰しているところがあるから冷たく感じることもあるが、基本的にこの人は優しい。大事な人に対しては、特に。
平家の家族愛にほっこりし、タックタックが千紗に惹かれるのは必然なのかも……なんてことを考えていたら、お菓子の家を食べていた2人が急に見つめ合い、無言のままキス!? これは急展開。その後、放心状態のままぎこちなくお菓子を食べ続ける2人がとんでもなくかわいかった。
これはもう、ユーチューバーに娘をやることになるのか? と思っていたところで、次週予告に黒船=竹財輝之助が登場。ああ、まだまだひとつふたつ、いや、それ以上の波乱が待っていそうだ。
※この記事は「ユーチューバーに娘はやらん!」の各話を1つにまとめたものです。
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