<赤いナースコール>最終回までの全話の解説/考察/感想まとめ【※ネタバレあり】
©「赤いナースコール」製作委員会
>>>「赤いナースコール」の画像をすべて見る
佐藤勝利(Sexy Zone)主演のドラマ「赤いナースコール」が2022年7月11日深夜スタート。
秋元康が企画、原作を手掛けた本作は、事故がきっかけでとある病院に入院したカップルがトラブルと恐怖に巻き込まれていくノンストップミステリー&サスペンス。テレビ東京ドラマ初主演となる佐藤勝利が主役・春野翔太朗を演じる。
cinemas PLUSでは毎話公式ライターが感想を記しているが、本記事ではそれらの記事を集約。1記事で全話の感想を読むことができる。
もくじ
・第1話ストーリー&レビュー・第2話ストーリー&レビュー
・第3話ストーリー&レビュー
・第4話ストーリー&レビュー
・第5話ストーリー&レビュー
・第6話ストーリー&レビュー
・第7話ストーリー&レビュー
・第8話ストーリー&レビュー
・第9話ストーリー&レビュー
・第10話ストーリー&レビュー
・第11話ストーリー&レビュー
・第12話ストーリー&レビュー
・「赤いナースコール」作品情報
第1話ストーリー&レビュー
第1話のストーリー
>>>「赤いナースコール」の画像をすべて見る春野翔太朗(佐藤勝利)は、恋人の三森アリサ(福本莉子)の両親に挨拶をするため、彼女と共に車で実家へ向かって いた。だがその最中に事故を起こしてしまう…。一命は取り留めたものの大ケガを負ってしまった二人は、近くの病院に入院す ることに。目を覚ました翔太朗は、アリサがいないことに気づくが、担当医らはなぜか言葉を濁して会わせようとしない。やがて翔太朗は、この病院に入院する患者や医者、そしてこの病院そのものが異様な雰囲気を纏っていることに気づく。そして、会うことを禁止されていたアリサの病棟に忍びこんだ翔太朗に、とある出来事が降りかかる……。
>>>「赤いナースコール」第1話の予告をYouTubeで見る
第1話のレビュー
©「赤いナースコール」製作委員会ドラマ「あなたの番です」、「真犯人フラグ」(日本テレビ)の秋元康が企画・原作を、Sexy Zoneの佐藤勝利が主演を務めるドラマ「赤いナースコール」がはじまった。
「病院が舞台」、「5分に1回の恐怖」、「史上最恐ミステリー&ノンストップラブサスペンス」と放送前の告知で予備知識はあったが見終わった感想を先に話すと、サスペンスもミステリーも通り越して、ホラー&オカルト要素強め。佐藤勝利と福本莉子のツーショットはとても美しかった。
では早速、ドラマの内容を紐解いていこう。
(以下、ネタバレがあります)
佐藤が演じる主人公の春野翔太朗と、恋人の三森アリサ(福本莉子)がアリサの実家に車で向かっているシーンからはじまる。運転しているのは、アリサ。
その途中、事故を起こし崖から落ちた二人は榎木田病院に運ばれる。
目が覚めると313号室にいた翔太朗。
同室患者の不思議な会話、不気味なナース、謎だらけの病院に翔太朗は違和感しかない。
そこへ取り調べに来た刑事、工藤(池田鉄洋)にはなぜか「古岡市人体一部持ち去り連続殺人事件」の犯人のような扱いを受け、翔太朗は何が起こっているのかわからない。
工藤が追っている殺人事件も奇妙で、犯人は犯行後に右足、頭部、右目、右耳、右手の指を持ち去っているようだ。
翔太朗の事故と連続殺人事件が今度、どう関係していくのだろうか……。
主役の佐藤と福本の美男美女の脇を固める共演者は、これまたクセ強め。
ドラマ全体に恐怖感を倍増してくれている。
とくにナース役のベッキーは、「真犯人フラグ」で例えるならば、隣人の桜井ユキのような位置づけだろうか? とにかくベッキーの演技が恐怖心を倍増してくれている。
新人ナースの西垣(浅田美代子)が21歳だという設定も視聴者を困惑させる。
内容に戻ろう。
アリサはアリサで女性病棟の個室に運ばれていた。
主治医の榎木田(鹿賀丈史)によると顔の右半分にガラスが刺さっており、頬はえぐれていたため、移植手術をおこなったよう。今後は美容整形が必要らしい。
どうしてもアリサに会いたい翔太朗は、同室の滝中(橋本淳)の助けを借りて、アリサが入院しているという3号棟の4階に向かうが、アリサの名前があった病室に行くもアリサの姿はない。
一緒にいてくれた滝中の姿もいつの間にか消えており、不思議に思った翔太朗はナースステーションへ。
しかし、ナースステーションには誰もおらず、患者の名前が書かれていない「413号室」のナースコールが不気味に点灯していた。そこへ誰かに後ろから殴られた翔太朗は記憶を失う……。
悪夢でうなされ、目を覚ますとなぜか自分の病室にいる翔太朗。
昨晩、一緒にいた滝中はすでに退院したと聞かされ、違和感を覚える。
そのタイミングで工藤がやってきて、事故後から見当たらない翔太朗の携帯番号の行方を確認する。
工藤が翔太朗の携帯を鳴らしてみると、なぜか翔太朗のベッドの下から着信音が聞こえる。
すると、携帯をつかんだ下半身のない滝中の遺体が翔太朗のベッドの下から現れ……。
筆者が「ギャーーーーーーーー!!」と叫んだところで初回は終了。
月曜の遅い時間からこのハードな内容とは、視聴者を「月曜から夜更かし」させたいのか?
早くもSNSでは「ちょっと待ってよ、眠れないんだけど」、「想像していた何倍も怖い」、「怖すぎて来週以降、オンタイムで観る自信がない」と不眠症予備軍が続出。
今後の考察のために、初回放送の筆者の「ここがあやしいポイント」を羅列しておこう。
・事件当時、翔太朗たちが乗った車のドライブレコーダーはオフになっていた
・翔太朗の病室、313号室は意図的に携帯がつながらないようになっている
・翔太朗の携帯は事故後、紛失していた
・ナースコールを押そうとすると同室患者が異常に嫌がる
・死にそうな患者の内臓を摘出しているという病院の奇妙な噂
・名前がない413号室のナースコール(翔太朗の部屋は「313」と何か関係があるのか?)
・浅田美代子が演じるナースが21歳という設定
・脚本家というだけで翔太朗を連続殺人事件に関係していると疑う刑事
・滝中は「退院しましたよ」とさらりと言うベッキー(嘘をついているのか?)
今後、翔太朗たちの事故と殺人事件、そして奇妙な病院がどう交差し、ストーリーが展開していくか楽しみだ。
初回から大いに攻めまくっている#赤ナス。(公式Twitterより)
最終回まで筆者は何度、悲鳴をあげるだろうか——。
※この記事は「赤いナースコール」の各話を1つにまとめたものです。
→元記事はこちら
→目次へ戻る
無料メールマガジン会員に登録すると、
続きをお読みいただけます。
無料のメールマガジン会員に登録すると、
すべての記事が制限なく閲覧でき、記事の保存機能などがご利用いただけます。
©「赤いナースコール」製作委員会