<赤いナースコール>最終回までの全話の解説/考察/感想まとめ【※ネタバレあり】
第7話ストーリー&レビュー
第7話のストーリー
>>>「赤いナースコール」の画像をすべて見る夜中に潜入捜査をしていた刑事の加藤桜(堀口紗奈)が棺桶に閉じ込められた上、焼き殺されてしまう。しかも犯人らしき人物から通報があり、受話器からは殺害時の音声が聞こえていた。助けを求める加藤の声と共にチャイコフスキーのあの曲が流れていた。
相棒を失った工藤文世(池田鉄洋)は、殺意を覚えるほどの怒りに打ち震える。翔太朗ら6人病室の患者たちも事件を知り、その状況から犯人が病院の中にいることを確信する。
>>>「赤いナースコール」7話の予告をYoutubeで見る
第7話のレビュー
7話を観終わった感想から話すと、(以下、ネタバレあります)ラストシーンを迎えるまで今回は比較的、大丈夫な回だったな……と余裕をかましていたら最後にしてやられた!!前回、事件を捜査している工藤(池田鉄洋)の相棒、加藤(堀口紗奈)が犯人に生きたまま火葬場で焼き殺された。
しかも犯人は「工藤さん、工藤さん、工藤さん、助けてーーーー!」という加藤の絶望に近い断末魔をわざわざ音声に残していた。
加藤の遺骨を見つめる工藤。
©「赤いナースコール」製作委員会
「この中に足りないものがあるはずだ!」と骨壺をひっくり返し、鑑識に調べさせると工藤の予想通り、加藤の「喉ぼとけ」がなくなっていた。
どうやら犯人が持ち去ったらしい。
開始10分でこの描写。
ホラー嫌いな視聴者、あるいはホラー好きな視聴者には「たまらない」展開だ。
工藤は院内で加藤が捜査した痕跡を探そうと必死だ。
加藤がいなくなった時間前後に男性と女性の笑い声が聞こえたというアリサ(福本莉子)の証言。
壁に遺された不審な口紅の汚れ。
何が何でも相棒を殺した犯人を捜そうとする工藤は、少し狂気に満ちた様子だった。
ここまで主役の翔太朗(佐藤勝利)の姿はまだない。
「赤いナースコール」はもはや、池田が主役に近い。
©「赤いナースコール」製作委員会
7話をぎゅっと話すと、看護婦の山根(ベッキー)と医師の石原(板尾創路)はデキていた。
榎木田医院長(鹿賀丈史)の奥さん(渡辺真起子)が新登場。
看護婦の野田(上地春奈)と前回、老婆をトラックでひいた運転手が何やら怪しい話をしている。
病室を抜け出し、「会いたかった」と彼氏の翔太朗に会いにくる大胆なアリサ。
榎木田と自称21歳の西垣(浅田美代子)は院内の“何か”を探っている。
そしてラスト5分。
ここまで犯人のような怪しい動きをふんだんに見せていた野田が何者かによって病院の窓から突き落とされる。
落ちた先には鉄柱が……。
串刺しになった血だらけの野田の姿で終了。
そして、またもやチャイコフスキーが大音量で流れていた——。
もうため息しか出ない……。
SNSを中心に考察が盛り上がりをみせている。
犯人はアリサ説が急上昇だが、アリサが犯人であれば何のために?
とにかくベッキーが演じる山根の表情が怖い。
病室で翔太朗らが夜中に犯人考察をしていると、「勝手なことしてると殺されますよ」と患者を脅す。
こんな看護師、まっぴらごめんだ。
犯人はいったい誰だろうか?
次回は誰が殺されてしまうのか……。
著者は、「怖いが気になるから観る、そして後悔する」のループを来週以降も繰り返すのだろう。
やはりため息しか出ない……。
※この記事は「赤いナースコール」の各話を1つにまとめたものです。
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